くるりぴょん、くるりこぴょん

忘れっぽいわたしのための記録。何年か先に、振り返ることのできる思い出を貯めるために。

きっかけなんてそんなもの。

2023-02-14 08:31:00 | プール&スポーツクラブ
夏に筋トレの部活で10キロのダンベルを胸骨に落とした。7.5キロの次の段階が10キロで、チャレンジ失敗。

落としたと言っても、ドスンと落としたわけではなく、制御ができず、そろそろそろーっと落とした。

それでもダンベルの角が骨に当たった時はゴツッと音がしたし、避けたくても避けられず胸で受け止めるしかない恐怖は思い出しても「キャー!」だ。

骨は折れず、ヒビも入らなかった。が、ダンベルの角が当たって痣ができたし、そもそも痛かった。かなり。

それからしばらく、チャレンジしようとは思ってもいざとなると怖くてセットもできなくなった。そもそも2.5キロアップは無謀だった。物事には段階がある。

3キロやっとから始めたダンベルベンチプレスも5キロ、7.5キロと少しずつ重さに耐えられるようになってきたんだから、ちょっとずつなら、わたしにもできるんじゃないかと思い直して、ハービーじゃないトレーナーに相談。前向きでわたしは偉い。

計算では8キロを15回上げられれば10キロを1回上げられるとか。そんなわけで10月から8キロのダンベルで練習を始めてみた。怖いから最初はそばにいてもらって。

7.5キロから8キロなんて、たった500グラムじゃないかよー!では、ないのよ。ホントにそれができないのだ。

男性は20キロとか25キロのダンベルを片手で持っているけれど、わたしなんてこれまで5キロの米袋や赤ちゃんミルキーを抱えるくらいしかしてこなかったし。

セットからして両腕ぶるぶる、下げることが出来ても上げられない。プッシュアップだ。よーっこら!よーっこらしょ。胸のトレーニングなのに全身の筋肉総動員で上げる。

なんとか10から15回、3セット上げられるようになるまで3ヶ月。フォームを崩さずできるようになり、8キロのダンベルが普通になっていた先週のこと。

8キロのダンベルがない。誰かが使っている。どうしようか?前後の7キロと9キロはある。7キロじゃもったいない、9キロやってみる?セットできなければ落とす前にやめよう。

隣のベンチで部活で一緒のダッケさんが冷やかしてくる。

「あれ?1キロ足りないんじゃない?」

「いやいや、1キロ多いんだってば」

なんとか、セットできたものの3回で左腕が崩れた。
「やっぱり無理だー。」

「いやいや、フォームはきれいだよ。あとは気合」と、ダッケさん。

・・・そこは筋力じゃないんですか?再度チャレンジ。

できちゃった。9キロ15回2セットなんとかできちゃった。
 
8キロのダンベル、誰かが使ってなかったらしばらくは行かなかった次のステージ。1つ階段上れちゃった、ふっふーん♪きっかけなんてそんなもの。

ハービーじゃないトレーナーに報告したら、そこで7キロを選ばなかったくるりさんは偉いと褒めてくれた。わーい(^o^)

それから1週間、まだまだ軽々とはできないけれど、9キロのダンベルを選ぶようになっている。偉すぎるぞ、くるり!








2023年 初プール

2023-01-04 14:31:20 | プール&スポーツクラブ
スポーツクラブは今日から営業。プールはそこそこ混んでいた。フロントにはアルバイトのTくんがいた。ラッキー(⁠⁠ ⁠•͈⁠ᴗ⁠•͈⁠)182センチ、81キロの20歳。ラクロスの全日本メンバー。超いいケツしてるのだ!

結露でびちゃびちゃの棚を拭いている。
「明日話すこと考えた?」

「緊張して考えられないです…」

彼は明日、レッスンデビューなのだ。

子供教室がないので全コース大人だけ。わたしが1番若いんじゃないかというくらい、アダルトばかり。皆さんお元気だ。

マスクをつけてお喋りに余念のないマダムたちを煽って歩いた後は、
回遊魚のように泳ぎ続けるマダムに煽られながらいつもの練習。

ビート板キック
クロール
背泳ぎ 
なんちゃって平泳ぎ
ハービーが上手な仰向けの平泳ぎキックの練習

合間にする水中ジャンプと空いている時しかしちゃいけない犬掻きは遊びだから好きだ。

お風呂でわたしを煽るマダムに声をかけられた。
「今年もよろしくね。ご主人を見かけたからいると思ったけど新年にあなたに会えてよかったー」

キョンキョンの歌う歌詞のようだった。♪あなたに会えてよかったよね、わたし♪

「こちらこそよろしくお願いいたします。毎日いらしてるんでしょう?」

と聞けば、月の半分くらいだと言うので2日に1度来れるならいいですねーと返すと。

「十日くらいはまとめて行かないと行けないところがあるから」

どんな用事かわからないけれど、あまり楽しいご用ではなさそう。

「そうなんですね。でもとにかく続けることが大事ですよ。やめないことです」

「あなた、優しいわね。本当に会えてよかったわー」

「いえいえ、これで自分を励ましてみいます」

亡くなったT橋さんからの受け売りだけれど、挫けそうになるわたしを引き戻し、後押ししてくれる大事な言葉。

我が家の別嬪さんがつぼみをつけた。





避難訓練@プール〜悲しい思い出

2022-08-22 23:23:00 | プール&スポーツクラブ
ヒアルロン酸のお陰か、膝の痛みが取れてきたので最近はプールに戻っている。

日曜日の朝もちびっ子プール教室があるので混雑している。特にウォーキングコースはおば様方で数珠つなぎ。おしゃべりペアが何組かいるので進みは遅い。

スタッフがおば様方に声を掛けているのでおしゃべりを注意しているのかと思いきや、泳ぐコースにも順に声を掛けてきた。9時半に子供たちの避難訓練をするのでブザーが鳴ったら、プールから上がってほしいとのこと。

9時半になった。ブザー鳴らない。代わりに、バイトくんがホイッスルを鳴らす。

大人たちは顔を見合わせて
「これ?」と首を傾げている。

これ、いつもやってますよ、笛を鳴らして沈んでる人がいないか点検。

9時32分、赤色灯がくるくる回ってブザーが鳴った。ちびっ子達は水から上がってプールサイドに体育座り。トレーナーのお兄さんが水の中を点検、それからちびっ子はお姉さんに続いて非常口まで静かに歩いて移動。。。良くできました。

これからも定期的にやるそうだ。良いことだ。

支店勤務だったの時のこと。10時くらいに非常ベルが鳴った。どういう訳かたまに鳴るので、ベル音を認識しても、職員もお客も誰一人騒がない。常に。

早番の昼食時間は11時。今日は鰻丼だーい!とウキウキしながら食堂へ上がると厨房が消火器で泡だらけ。焦げ臭い。

どうしたの?と聞けば、鰻の脂に火が点いて燃えたとか。火事じゃん!

鰻は燃えてなくなり、月末でもないのにメニューはカレーに変更。焦げ臭い食堂でがっかりしながら食べた悲しい思い出がある。

普段から訓練しないと、本番で動けない。鰻の脂程度だったからよかったようなものの、これが天ぷら油だったら大事になっていたかも。日頃の訓練って大事。

普段からできないことは本番でだってできない。ミラクルなんて起こらないんだから。

※今日はお父さんのお誕生日。生きていたら88歳だ。お父さんは糠漬けが好きだった。わたしは糠漬けはすぐにビール臭くしてしまう。ビニール袋で作る浅漬けが好き。これだって美味しいんだよー!お父さん食べてみて。

ナス、きゅうり、ゴーヤ

ナス、きゅうり、生姜







腕が細くて胸が薄いトレーナーなんて。

2022-05-02 07:57:00 | プール&スポーツクラブ
どうにか3年生になれたが、ハービーは医学英語に苦戦中。あまりに成績が悪くて、やる気があるのかと教授に呼び出しをくらい、わたしのトレーニングをスキップしたこともある。

趣味的に適当に働きながら、お勉強しつつ、スポーツクラブの同僚とチームを作り、水泳の競技会にエントリーしてはせっせと練習に励んでいる。仕事<勉強<水泳、一番一生懸命やっているのは水泳のようだ。

ついこの間も千葉で泳いできて2番になったと自慢していたが、せっかくもらった賞状を資源ごみの日に捨ててしまい、チームの誰かにコピーさせてもらうのなんのと言っていた。アホだ。

まあ、それは常態、よしとして。先週のトレーニングの日は暑かった。普段パーカーを羽織っているハービーも暑いのかTシャツ姿。パンツを膝までまくりあげて、なんちゅー格好だ?

「くるりさん、これ新しいTシャツ、3800円です、どう思います?」

黒のTシャツ、胸に白字で「PersonalTrainer」と書いてある。クラブで買わされたらしい。なんか、笑える。「大工」とか「会社員」とかって書いてあるのと同じじゃない?

さて。ハービーはどんな返事が欲しいんだろう?と考えつつまじまじと眺めた。

わたしが最近プールレッスンをお休みしているので、久しぶりに見るハービーのニの腕。なんか、細くなってるし全体的に痩せていた。とはいえ、その辺のお兄さんよりはバキバキしてるんだけれどもさ。

「ごはん食べてるの?」
「食べてますよ、なんでですか?」
「腕、ほっそ!胸、うっす!」
「えー?僕、体重変わってないです」
「えー?筋肉落ちたみたい。前のほうがカッコよかったー」
「えー?どうしよ!どーしよ!」
「トレーニングするしか、ないんじゃない?」

筋肉が付きすぎると体が重くなって浮力がなくなるとか言い訳してくるかと思ったら、ちょっと血相変わってた。クスクス、この後必死でトレーニングするな。

ハービーだけでなく男性トレーナーは「かっこいい」という言葉に過敏に反応するような気がする。「ベビースイミングからやり直し」のお返しだ。ぷぷぷー。
坂道歩きは膝が痛くなるので最近の有酸素運動はバイク。



ハービーにムカつく

2022-04-28 17:49:38 | プール&スポーツクラブ
年明け。1月半ばから左膝裏と右土踏まずがおかしなことになっている。痛い。痛くなるのは歩いている時だけで、なぜかマシンでも自重でもトレーニングは痛くない。ダンスも大丈夫。不思議。

念の為、整形外科で診てもらったが、右土踏まずはヒビが入っているようにも見える。左膝はお皿周りが腫れているので何らかの炎症が起きているんだろうと。なんじゃ、それ的な診断。痛み止めで様子見と言われたので、ロキソニンならあるから要りませんと断って3ヶ月経過。特に変わらず。痛くない時もあれば、痛くて膝が曲げられないこともある。どうしちゃったのかなー?やっぱり、症状の原因を知りたいから再受診を考えているところ。

トレーニングはできるけれど、プールが問題。まだ平泳ぎの習得中でトレーナーのハービーに補助で思いっきり膝を曲げられるのが怖くて相談の上、しばらくお休みしようとなった。

が、全く泳がないのもいかがなものかと、クロールならできるんじゃなかろうかと久しぶりにプールへ行ってみた。数ヶ月ぶりの割には、特に息苦しいとかなく泳げた。クロールも背泳ぎも、そしてなんちゃって平泳ぎサブマリンタイプなら25メートル泳げた。(なんちゃってであれ何であれ向こう岸まで辿り着くことをハービーは知らない。)

トレーニングの日。ハービーに泳げたよと報告すると、「あ、泳げました?またベビースイミングからやり直しかと思ってましたよ」と言ってクスクス笑っている。

泳げたかという確認も、ベビースイミングからやり直しにもムカつく。クスクス笑っているのがまたムカつく。

最近のトレーニングにレッグアップリフトという種目がある。仰向けに寝て両足を垂直上げたら腹筋を使ってお尻を上げる。そのときに、ハービーが両腕で輪っかを作るのでその中で足の上げ下げをする。輪っかが小さいから勢いはつけられなくて、静かに腹筋だけを使うので結構きつい。上げるのはちょっとでいいらしいががが。

「くるりさん、上げすぎです」
「くるりさん、上げなさすぎです」
「くるりさん、サボらない」

上から覗き込む顔が本当にムカつく。

「くるりさん、僕からのプレゼントです、足を上げたら上で少しひねり入れてください」

プレゼント要らん・・・

ハービーがこのクラブを退職する時は、わたしがトレーナーになってトレーニングしてあげようと宣言している。とんでもない角度の手押し車を永遠にやるつもりだったけれど、このプレゼント付きのレッグアップリフトも入れてやる。
「足、上げすぎ、上げなさすぎ、サボらないでやる!」

最近の腹ペコ時のおやつ。133キロカロリー。たんぱく質15グラム、脂質0グラム、炭水化物14.3グラム。お菓子で無駄なカロリー摂るよりはと飲んでいるが、本当はお煎餅を食べたい。