カーボンて、炭素繊維強化プラスチック
のこと。母材はエポキシ樹脂。
樹脂を絞り出すのに高圧オートクレーブ
とか製法をつかうけど、母材なしで
炭素繊維だけでできてない。
F1のフレームとかシーズンすぎたら
100%の剛性じゃないとか聞くし。
マイクロプラスチックは紫外線で
微粒子化するわけじゃないですか。
カーボンはそうした環境要因でどのく
らい劣化するのか疑問。
自転車雑誌で素材メーカーの人から
言とっても信用ならんですな。
よい論文がありました。
長期暴露による CFRP 材の強度低下とその解明
防大・航空 工藤 亮
日大生産工 邉 吾一
こちらから引用。
無負荷暴露試験は関東の海沿いで
紫外線と潮風に
ひたすらさらす‥塗装膜とかなし。
負荷促進暴露試験は、キセノン照射でUV、
塩水噴霧、恒温恒湿乾燥の3つを
1週間で行い、1サイクルとするを実施。
CFRP0° は折る軸と炭素繊維の方向が平行
CFRP90° は、折る軸に繊維が90°
下グラフFig5が負荷促進実験の結果。
Nはno load 負荷無し
Lはload 負荷かけたばあい
Fig6は屋外で晒したもの。
NはUVも潮風もあてない無負荷
このグラフの照応関係で
促進実験の4.85サイクルが、自然環境で
晒したばあいの1年相当だとか。
90°だと5年さらして0.9
0°だと5年で0.01〜0.02
塩水やUVなくても経年劣化は
ある程度している。
劣化がないといえば嘘だ。レースで
考えたら10%どころか1%だって
剛性落ちたら廃棄だとおもう。
(バイクで考えたら
炭素繊維の方向は設計で考えられて
るから、性能評価は0°結果に
むしろ近いかも。)
ただ普通の使用、
経年劣化より転倒とかで
15年20年という単位だと
テストにない瞬間的に大きな
応力負荷を繰り返すことや酸化など
見えてないこともあるかもな。
(金属疲労だってあるけどね)
のこと。母材はエポキシ樹脂。
樹脂を絞り出すのに高圧オートクレーブ
とか製法をつかうけど、母材なしで
炭素繊維だけでできてない。
F1のフレームとかシーズンすぎたら
100%の剛性じゃないとか聞くし。
マイクロプラスチックは紫外線で
微粒子化するわけじゃないですか。
カーボンはそうした環境要因でどのく
らい劣化するのか疑問。
自転車雑誌で素材メーカーの人から
言とっても信用ならんですな。
よい論文がありました。
長期暴露による CFRP 材の強度低下とその解明
防大・航空 工藤 亮
日大生産工 邉 吾一
こちらから引用。
無負荷暴露試験は関東の海沿いで
紫外線と潮風に
ひたすらさらす‥塗装膜とかなし。
負荷促進暴露試験は、キセノン照射でUV、
塩水噴霧、恒温恒湿乾燥の3つを
1週間で行い、1サイクルとするを実施。
CFRP0° は折る軸と炭素繊維の方向が平行
CFRP90° は、折る軸に繊維が90°
下グラフFig5が負荷促進実験の結果。
Nはno load 負荷無し
Lはload 負荷かけたばあい
Fig6は屋外で晒したもの。
NはUVも潮風もあてない無負荷
このグラフの照応関係で
促進実験の4.85サイクルが、自然環境で
晒したばあいの1年相当だとか。
90°だと5年さらして0.9
0°だと5年で0.01〜0.02
塩水やUVなくても経年劣化は
ある程度している。
劣化がないといえば嘘だ。レースで
考えたら10%どころか1%だって
剛性落ちたら廃棄だとおもう。
(バイクで考えたら
炭素繊維の方向は設計で考えられて
るから、性能評価は0°結果に
むしろ近いかも。)
ただ普通の使用、
経年劣化より転倒とかで
局所への応力での傷、
軽いフレームほど設計要件
以外の力には弱く、
これはいつポッキリいくか
わかんないね状態で廃棄決定
パターンのほうが
明らかにケースが多いはず。
15年20年という単位だと
テストにない瞬間的に大きな
応力負荷を繰り返すことや酸化など
見えてないこともあるかもな。
(金属疲労だってあるけどね)
そもそもカーボンフレームをそこまで長く
乗るつもりの人はいないかもだけど。
学校では鋼鉄や軽金属の規格を勉強したけど、それに比べCFRPのような複合材は条件があり過ぎて大変です。そこが材料工学の面白さでもあるが(^^)
ちなみにTREKのカーボンではなく、アルミバイクを狙っています。
おっしゃるように複合材料ゆえのテストにない設定は予想しづらい問題のこりますね。
TREKのアルミ、お友だちがほんとに長い時間、輪行まで含め過酷な使い方されてますが、耐久性あるよなぁと感想してました。ここ数年のアルミブームもそーいうの理解もあるのかもな。
余談ですかまクルマのフレームだとアルミは鉄のように断面形状で剛性だせず、断面積が必要なので時間経過しても剛性はかなりあると聞きました。