銀の人魚の海

日々の思いを好きに書いています。映画、海外ドラマ、音楽、本。
スヌーピー、ペコ、NICI、雑貨グッズ画像。

ビフォア・ザ・レイン ★★★★☆

2024-11-30 | wowow鑑賞19年6月から た行~は行

94年、仏、独、英。ミルチョ・マンチェフスキー監督。

長編初。30年ぶり位に再見。3部作。

好きな映画。地図でバルカン半島の位置を確認。

民族紛争が多く知識があれば、もっとよくわかるはず。

マケドニア人にとりアルバニア人は敵。

ベネチアでグランプリ受賞。

1部 言葉

マケドニアの田舎が舞台。俳優の顔、若いキリルを覚えていた。

ギリシャ正教修道院で、2年間無言修行で、会話はない。

トマトをもぐ時「雨になるな」。3部とも雨はキーワード。

ジャージが多分ヴィンテージアディダス。

「時は死なずめぐることなし」と出るが、3部作、

ラストでめぐってきた。輪廻。

ある少女をかばうキリルは修行に反したので、出ていく。その時・・

2部 顔

舞台は英?アン、写真系雑誌編集者?

彼女が長いヘアをかきあげるシーン。

これが多い。縛ればいい。夫ニックとうまくいってないが妊娠をつげる。

夫は俺の子かと問う。

アンの恋人アレックス(優秀なカメラマン)はマケドニア人、

一緒に故郷へと誘うが・・ここでも雨がふる。

ニックは顔を撃たれ・・

3部 写真

アレックスはマケドニアへ帰る。岩の多い小さい村。

「雨にぬれても」の曲。彼が自転車に乗る。

彼は良いと思い撮影の、死の写真を破り捨てる。

アレックスは昔好きだったアルバニア人、未亡人ハナにあうが・・

彼女から頼まれたことは・・

「戦争は伝染性だ」民族闘争の地域。住民たちも

銃を撃ち放つ。ラストは1部に戻る。あの少女が・・

初長編で3部うまくまとめ音楽もよい。保存した。

●マケドニアを舞台に、ギリシャ正教徒とアルバニア系ムスリム人住民の

あいだで高まる緊張を、マケドニアとロンドンを結び、

時間軸が複雑に交錯する三つの挿話で描きだすドラマ。

監督・脚本のミルチョ・マンチェフスキーはマケドニア出身で、

ニューヨークを拠点にミュージック・ビデオやCMを手掛け、

これが初の劇場用長編映画になる。


池袋の5年前の死亡事故 誹謗中傷少女

2024-11-30 | 日々の雑感

これには驚く。半人は少女だった。逮捕。横浜市。

池袋の5年前の事故で妻子を亡くした松永氏あてに。

「つらいなら、私がころしてあげようか、

もう一生妻子にはあえないよ。

殺せ殺せ、死ね死ね。~~

松永死ねばいいのに、もう5周年~」

長い文。

これをすれば、警察が何かの相談にのってくれるが動機。

この少女は病気だろう。精神科へ行ったほうがいい。

彼へ何回も送っている。

松永氏ヘは、他の人からも当時、誹謗中傷がかなりあった。

少女はないだろう。

逮捕され刑務所に入っていた、90代の元官僚は

先日、亡くなった。松永氏は5月に彼に初めて会い、

高齢者は免許を返納してほしい、と最後の言葉を

話してくれ、よかった、とコメント。

ただ、最後が刑務所では、複雑な思いもあると静かに語った。


快晴 Jリーグあと2試合

2024-11-30 | サッカー

都心、快晴。コートなし。高温。

NHK、柏対神戸。

柏が1点リード。勝てば残留かな・・後半。

メディアは野球、大谷に明け暮れた今年。

サッカーは、W杯予選来年も続く。

不倫記事が出た、伊藤純也、Jの佐藤寿人二人。

もう試合などに出ている。


開業医の正体 患者、看護師、お金のすべて

2024-11-30 | 本、雑誌

24年刊。松永正訓 小児外科医著、

61年生まれ、中公新書ラクレ。9割くらい共感。

亡き近藤誠医師も登場した。

千葉大卒、小児外科医。大学病院、民間病院勤務後、44歳で開業。

20年位地元の開業医、医療記事で賞を受賞。何冊か著書あり。

開業医とは、どうしたらなれるか?

率直な語り。病院勤務との違い。

200万しかない時、開業を決意。父母は医師ではない。

政治家で多いが医師も。ここでは世襲でない医師の本音。

ビル診、建て貸しなど方法はいくつかある。

担保なしで千葉で開業できた。

~医師ならお金貸してくれる。

スタッフの雇用は、どう決めたか。

子供はなんで一番死ぬか?事故、次が小児がん。

このがんを見つけるのは難しい。

セカンドオピニオンは保険がきかないので、千葉大では

1回3万だった。これは大学の収入源。

風邪に抗生剤は有害無益。

インフルでタミフルを処方は世界で日本だけ。

~これは知っている。日本は一番抗生剤を出す国では・・

風邪にはきかない、特に子供には。調査では半分は抗生剤は

きかないと知っているが、半分は知らないので、

もらいたがる。薬が出ればよい医者だと思う患者がいる。

開業医の年収、06年、2500万位、平均59歳。

病院勤務医は1500万円。

患者が最も多かった年は18000人位きた。

大学病院では論文を書くのが好き、楽しみだった。

日本語ではなく必ず英語。

近年は虐待かの?児童と発達障害の相談が増加。

千葉には発達障害の専門は1か所しかない。

受診は8か月待ち。

開業医より大学に残り研究し、論文を出したかったが本音?

妻は看護師。たた開業医は稼ぎがあり、60歳で

将来の生活を心配せずにすんだ。

子供二人は医師への道へはいかず勧めてもいない。

笑わない小児外科医。大学などで手術は多数経験(何千件)

しているが開業してからは、ほぼしていない。

●すっきり、辛口、率直、患者には笑いはみせない。

小児科医ではなく小児外科医、この差がある本。

病院勤務時、約20年間、手術が多く

笑うどころではない生活だった?

今はない医師養成システム。インターン、医局と教授。

難しい手術で子供のおなかを開き、見て変更

教授の指示で他の手術に切り替えたこともある。

急に長時間手術となる。すっかり地本に根付いた医師。

病気(病名は不明)があり、自分も大学病院へ通院。

これからもお元気で。

目次、抜粋

どうやって資金を工面しているか

開業医にとり最大のストレスは

危険なドクターショッピング

薬がほしてくクリニックにくる患者さん

開業医という学問はない

名医はどこにいるか

もっとも難しいのは軽症患者

何もしない方が儲かる仕組み