銀の人魚の海

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太陽がいっぱい~慌ただしい殺人者

2012-05-18 | た行~は行  旧作映画鑑賞 
若いころ、ドロンファンだった。

30代いこうは、何故、彼を~!と思うが・・

これも何度も見ているが久し振り、BS録画。
Pハイスミス原作は読んでない。

タイトルバック音はテーマ曲のアレンジだった。新発見。

彼と婚約していた?ロミーが、冒頭一瞬、出るが、すぐ離れる脇役。

夜のイタリア街。
盲人の白杖をからかう、ロネ、ドロンのシーンは、何か象徴的でもあると
こんかい感じる。
見えないこと、見えてないこと。ドロンの心か~

この盲人、もしかして詐欺、偽物?
でもタクシーに乗るシーンが入るので盲人だった。

その彼をからかったチンピラのような二人の冒頭シーン。

評論家がこの映画はゲイの映画、と言ったが、前半、そう見えるシーンは多い。
友情といういじょうにべたべたしているような・・

触れあっているカットが多い。

元祖、石田純一になるか。二人とも素足に皮靴みたい。
ファッションも似ている。

恋人であるマリーとロネのシーン、すぐ彼女から離れる撮り方だった。

前半の方が映画の流れがよく魅力的に撮られている。

後半、殺人からのドロンの行動って、超忙しい。
人を二人殺す、ホテルなどを移動、
偽手紙作り、サイン偽造練習、アリバイ作り、警察を巻く
など、
CIAみたいな機敏さで、驚く(^_^)

よくもまあ、という動き、タフガイ、ドロン様。

今なら、マットのボーンみたい。

サイン偽造練習は見せ場だと思うが、日本だと印鑑1つで済む。
登録カードがいるが。

外国はサイン。
こういうとき、どちらが面倒だろうと考えてしまう。
印鑑証明はカードがないと出せないが、簡単に変更できるのか?と思ったり・・

できなさそう。
だったらサインの方が楽かな~
犯罪する方には(^_^)

ここでの彼の行動は、電話でのロネのマネなど、俺おれ詐欺みたい。

すべて軽薄系で進む犯罪だが、本人は気がつかず、うまくいってると
思っているあたり、彼の知能の低さを感じる。

こういう役ぴったり。品位なし。それでもファンだったの・・

ロネの恋人、マリーをすぐ口説くなんて、普通ならあり得ないことだが
それをしてしまう。

すぐ逮捕される殺人であるのに、何も考えてない。
頭にあるのはお金の事だけ。

彼の、見えなさ、は初めの盲人につながるか・・
意図的?

この二人、いつも一緒みたいだが、ドロンがロネとどういう関係かは
ほとんど出ない。

謎の友人、貧しい男、ということで見るしかない、
不思議な男性同士の関係の映画であるから、ゲイ、となったのか・・

後半は死んでしまうので、ゲイ映画か?は五分五分か・・

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