魔法少女リリカルなのはA's 12話感想(ネタバレ有)

2005-12-28 03:50:29 | 魔法少女リリカルなのは NANOHA
リリカルなのはA's 感想 第12話
「夜の終わり 旅の終わり」

遂に夜天の書<リィンフォース>と攻撃プログラムの分離に成功するなのは達。
しかし攻撃プログラムの増殖は止まらない。
皆の暮らすこの街が危機に陥る!そのとき「夜天の王」のもと復活する騎士達。
始まる最終決戦、それは長い旅の終わり。
--------------------------------------------------
○騎士復活と、はやて覚醒
ようやく戻ってきましたよ、夜天の騎士達が!

「我ら、主の元に集いし騎士」
「主あるかぎり、我ら魂つきる事無し」
「この身に命在る限り、我らは御身の元に有り」
「我らが主、夜天の王、八神はやての名の下に」

シグナム、シャマル、ザフィーラ、ヴィータが次々と姿を現してゆき、そしてはやてが...
「リィンフォース、私の杖と甲冑を」
「夜天の光、我に集え。祝福の光リィンフォース、セーットアッープ!

魔法少女はやて参上、やっぱりきたかーっ(笑)
髪の毛がクリーム色、目の色がマリンブルー、ちょこんと載せた帽子がなんだかかわいいぞー!
羽は相変わらず黒なのね、ちょとダークな感じもグッド!。
なのは+フェイトなイメージですな。

申し訳なくしている騎士達に「そやけど、細かい事は後や、今は...お帰りみんな」
「なのはちゃんもフェイトちゃんもゴメンな、ウチの子が迷惑かけて」

やっぱはやては大物ですねえ...

ヴィータ、はやてに泣きついちゃってます。
そんな二人を見つめる騎士達。
騎士達皆が望んでいた幸せな時間。ですが、どうやらそれに浸っている時間はないようです。

○会議は踊る?
「アースラ搭載魔道砲アルカンシェルで焼き尽くすか、氷結魔法デュランダルで永遠に凍結しておくか」
クロノが提示したのは、ふたたび暴走を始めようとしている防衛プログラムへの対抗策。
しかしヴォルケンさん達の意見でもコアのある限り、プログラムの無限再生は止められない事が判明。
しかもアルカンシェルの力は、この海鳴り市はおろか、下手したら百数十キロ周辺も焼き付くしてしましまうので「はやての家が無くなるから反対」のヴォルケン組となのはフェイトにまで反対されていまします。
しかし、暴走すれば、全てを吸収しながら増殖して行く...

「ズバッとぶっ飛ばしちゃうわけにいかないの」
ここでアルフが一言。あまりにも無茶ですが、これが解決の糸口に。

「ズバッとぶっとばす...」と、なのは。
「ここで撃ったら被害が大きいから撃てへん」と、はやて。
「でも、ここじゃなければ」と、フェィト。
「!」


三人顔を見合わせて、導き出した答え。
なんと防衛プログラムをありったけの魔法パワーで攻撃して、敵のバリアを排除。
そして本体をさらに攻撃。
むき出しになったコアを地球軌道上のアースラのアルカンシェル発射線上に転送。
そしてアルカンシェル発射でトドメ!
というとんでもない、しかしなんとも「魔法少女リリカルなのは」らしい決着の付け方(笑)みんななのはさんの影響うけてませんか?

場所は変わってすずかとアリサ。
どうやら...すずかは、なのはとフェイトがこの異変を解決してくれる事を察したようです。
アリサも「すずかがそう言うなら」と納得。
しかし、クリスマスにこんな事件に事巻き込まれてしまったのは、納得いってません(笑)

作戦も了承され、グレアム提督に話しかけるクロノ。

「闇の書に関わってきた人たちは、こんなはずじゃない人生を歩む事になってしまった。だけど無くしてしまった過去は取り戻せない、だから今を戦って、未来を切り開きます」
クロノ、ここだけは主役!
しかし、二人を分けてしまったのは何だったんでしょうか?
最小限の犠牲で、事態を収拾させようとしたグレアム。かたや周りの力を借りて、解決を計るクロノ。

さて、ここで前半終了、作戦も決まったし、あとは「ぶっ飛ばす」だけです。

○信じられるかこのパワー!?魔女っ子軍団全力全開

そして姿を現す防衛プログラム。
その姿は今までのコア回収のモンスターを全て合わせさらに黒い翼を何枚も生やし、最登頂部に女性の上半身をを模した物を付けているといういかにも「RPGの最終ボスなモンスター」

ハイ、ココからは全員参加の必殺技オンパレードです。
と、その前に「湖の騎士シャマル&風のリング、クラールヴィント」が回復魔法を披露。
正式名とともにようやく本領発揮ですね。
以前なのはのリンカーコアを奪った時は、とんでもない姉さんと思いましたが(笑)ホントは天然はいったカワイイ人です。

「チェーンバインド、ストラグルバインド!」
まずはアルフ、ユーノがバインド魔法で動きを止め、すかさずザフィーラの「鋼のくびき」で幾重にも生えた触手を切断。

そして、鉄槌の騎士ヴィータと、鉄の伯爵グラーフアイゼン。
「合わせろよ、高町なのは」と、こんどは名前をかまずに言えました。
ギガントフォームをとったグラーフアイゼンは超巨大なハンマーに。
「豪天爆砕、ギガントクラーッシュ!」
ヴィータはその小さな体で振り下ろし、まずはシールド1枚粉砕!

そしてなのはとレイジングハートが「エクセリオンバスター、ブレイクシュート」
シールド二枚目撃破!

「剣の騎士シグナムが魂、炎の魔剣レバンティン。もう一つの姿」
鞘とレバンティンが合体し弓矢形態に変形!
「駆けよハヤブサ」矢は光を放ち命中、爆発。
シールド三枚目爆砕!
あーここ、デバイスが何言ってるのか解りません...(笑)

「フェイトテスタロッサ、バルディッシュザンバーいきます!」
ザンバーを構え、さらに巨大な魔法剣を振り下ろす!
「打ち抜け雷神」
あーここもデバイスの声聞き取れませんでした...
この一撃が最後のシールドごと本体を切り裂きます。

すかさず再生しようとする触手を、ザフィーラが光の槍で牽制。
そしてはやての初の攻撃魔法。
「石化の槍、ミストルティ!」
光の槍が空中より現れ、突き刺さった部分から石になって崩れ落ちますが、さらに中から醜悪な化け物の顔が現れるというとんでもない再生スピード。
「いくぞデュランダル」
「OK、ボス」
クロノ登場、おお、かなり渋い声だデュランダル(笑)
「凍てつけ!」
クロノの声に凍結プログラム。しかし、というかやはり再生は止まらない。

ここはやはり、魔女っ子三人が締めないと。
「いくよはやてちゃん、フェイトちゃん。全力全開、スターライト...」
「雷光一閃、プラズマザンバー...」
「ごめんな、おやすみな...響け終焉の笛、ラグナロク...」


三人声を合わせて
「ブレイカーーーッ!!!」
これにはさすがにプログラムも表皮をはぎ取られ、コアを露出した所をシャマルに捕らえられます。
そしてユーノとアルフの「長距離転送」によって、軌道上へと送る!
その間にもプログラムは増殖を止めない、なんという恐るべき再生能力。
しかし、それももう終わり。
「アルカンシェル発射!」
...光と共に周りの空間ごと粉砕してコアは焼き尽くされました。

○旅の終わり
「というわけで状況終了、みんなお疲れ様」
エイミィの明るい声に、皆緊張を解いてゆきます。

シャマル、ユーノ、アルフは笑みをうかべ。
クロノはデユランダルを杖から戻して。
ヴィータは心底ホッとしたように。
ザフーラはいつものように寡黙で。
シグナムは安心したのかめずらしく肩がの力を抜いて。
なのは、フェイトはやては満面の笑みを浮かべながらハイタッチ。

そうそう、すずかアリサも無事。
もう何も心配する事なんてない、そのはずでしたが...

はやてが、倒れます。

--------------------------------------------------
Bパートはまるまる戦闘でしたね。
これまで使っていない技をここで公開!出し惜しみなし!
非常に贅沢なんですが、なんだか防御プログラムが反撃らしい反撃ができなかったので、一方的にやられてる感が強かったなあと思いました。
前作12話、フェイトとの共闘にくらべ、ちとテンポが悪かった印象が残念。
しかし、迫力ある戦闘だったので、ぜひこれでスパロボタイプか、格闘ゲームを遊びたいな~と思いました。

さあ、次回は最終回。
なんだかあちこちから情報を聞こえてくるんですが、見ないよう必死ですよ(笑)
最終回感想も年明けかなあ。