ピーガブも日本上陸！名曲 Bikoを歌ったよ！ ③

この辺りから暫くピーターの紡ぎ出す世界観が続く！
僕はのりのりのロックでイェー！というノリの良いライブの方が好きなので、ロックのライブで汗をかけないライブはやや苦手だ。

ピーガブのライブはスリーコードで1-2-3でゴーというわけにいかない。しかも一曲一曲の尺が長めの曲が多いのでじっくり鑑賞する感じがする。

もちろん初めて生で見るPeter Gabriel のライブは完成度も高いしビジュアル的にも素晴らしい。

一曲一曲が短編の物語を見ているような感じがした。Genesis のフロントマンの時はもっと凄かったんだろうと思う。この辺りが多くの日本人には受け入れられにくい所なのかもしれない。結局このツァーのあと日本にきてくれないのはそんな理由かもしれない。



しかし、立ち上がって汗かきながら一緒に歌うというタイプのライブではないので参加型ライブの好きな僕にとってはやや消化不良気味の展開が続いた。

それでも少しづつPeterの世界に馴染んで来たところでKiss That Frog にたどり着いた。
カエルの映像がビジョンに映し出され面白い展開になって来た。ここからライブは一気に
クライマックスに向かって進んで行くのだ。






1994年 3月10日 大阪城ホール


Setlist

1.Come Talk to Me
2.Quiet Steam
3.Steam
4.Games Without Frontiers
5.Across the River
6.Shakin' the Tree
7.Blood of Eden
8.San Jacinto
9.Lovetown
10. Kiss That Frog
11.Solsbury Hill
12.Digging in the Dirt
13.Sledgehammer
14.Secret World

Encore

15.In Your Eyes
16.Biko