虐待を生きぬいて~連鎖を切りたいと願って生きてきた人生と快復~

虐待のサバイバーからガーディナーへ。


大きな樹の根を見つけた。
どんな暴力からも「逃げていい」って伝えたい。

みっちーの活動

1 手話通訳活動を含めたミュージックサインアーティスト   &ピアニスト 2 人権活動(子ども、女性、障がい者、高齢者、メンタル系) 3 里親制度を広めたい 4 復興支援(体と心によいこと始めました) 楽しくて、優しい人に出逢って、自分も嬉しいを手渡しできるそんな活動がしたい。 すべては自分のための四苦八苦。 自分に優しく、他人にも優しくを心がける2014年。 合言葉は nice love song

ミュージックサイン アーティスト みっち~

「ファン」Byミック・サトー

フラッシュモブ・ミュージックサインバージョンin金森

2013-09-06 16:41:49 | 私のお気に入り音楽
ドレミの歌でフラッシュモブ



遊びバーで計画しているフラッシュモブ。
これには一郎君のなんでも「日本初」とか、「世界初」っていう想いもあるけれど、実は「ミュージックサイン考案者・鈴木三千恵の想い」っていうのもたくさんある。

 ミュージックサインは、私が手話通訳者になっていく段階で大変お世話になったろう者への恩返し的な気持ちもある。
通訳者で頑張っていたときに、とある方法で、音楽を伝えた。

私はいろんな人が集まっている中で、ろう者(手話をつかって生きている聞こえない人たち)が、その集団だけぽつんとしているのを見るのが嫌いだ。
障がいを持つ方々の中でも、普通に差別があって、聴覚の場合は、それが顕著に表れていた。

福祉大会の時に、サックスの演奏があり、音だけの時間が20分。その時にどうしたらいい?と相談をした。

そしてFさんは、「お前はどうしたいんだ?」と聞いてきた。
歌ってないけど私たちは歌詞が浮かんでくる、歌いたくなる。

だから、声は聞こえないけど、手話で表現したい。

「やってみればいい、それでだめだったら、やめればいい」

そういって背中を押してくれた。

夢の中へ、函館の女、さんぽ、津軽海峡冬景色・・・

最初は「??」という顔をしていたけれど、途中からどんどん体が前になってきて、ついには手拍子が出た!

その時私は「やった~~~!!」って思ったのだ。
聴こえないから音楽いらないって決める必要はないんだ。

リズムとか、雰囲気だけでも伝えていきたいと、思って進めてきたのが「ミュージックサイン」

最初は、聞こえない人のためにだったけれど、8年たったら、聞こえる人も面白いって言ってくれるまで成長した。

ミュージックサインがあることは、聴こえない人がいるかもしれない、だから、手振り身振りを使ってみてとか、
口を大きく開けてみてとか、

そんなメッセージも含めて伝えている。
手遊びとか、ダンスではない。

眼で見る音楽になっていきたい。
そのために、いろんな人の力を借りて9月15日、晴れるといいな。

他のアーティストとのコラボ

2013-06-04 09:23:01 | 私のお気に入り音楽
私はミック・サトーさんのダイナミックな、そして繊細なピアノが好きで、いつもライブで聴いてていつか、ミュージックサインで表現したいなぁ・・・なんて、思っていた。

飛び入りで、「ファン」という曲も表現させてもらった。

今年の2月は、この歌だった。


「MIDORI」Byミック・サトー



4月は自分の都合がつかず・・・残念な気持ちで(T_T)

ミックさんは、私のサインを一つの楽器のように思っていて下さっていて、とってもその言葉を聞いたときに、嬉しかった。

全ての人に伝わるような私から奏でる楽器が、ミュージックサイン。

そして、自分のピアノと自分の声。

細くて嫌いだった自分の声。

それさえも、最近は愛おしい。

音楽大好き。

それを躊躇なく言える私を探してくれてありがとう。

人って本当に支えて支えられて生きてると、感じる。

みっちーさんと、昔の呼び名で呼んでくれるミックさん。

そして、みっちーも自分だったなと照れくさくなるけれど、楽しかったみっちー時代を思い出させてくれた。

そういえば、中学で大好きだった先輩もみっちーって呼んでたなと「ふふふ」となった私であります。

茨木から、「ビリーヴ」の合唱をサインで!!

2013-04-13 15:36:51 | 私のお気に入り音楽
吹奏楽団の指揮者で、いつも感動させてくれていた卒業生が茨木にいます。

本日のわたげ わたげ1 アンサンブルバージョン


ピアノのデビューもここでした。そして消えそうな細い声が私。

弾き語りなんて30年以上ぶりで、とっても無茶なことをしたけれど、楽しかったな。

ここでトロンボーンを吹いているのか、kyouheiくん。(笑)



その彼から、「中学生の合唱コンクール??で、サイン付きで歌いたい。

だから、みちえさん、サインを考えてくれますか?」とFBで連絡が来た。

彼は、「わたげ」↑という曲を、アンサンブルに編曲してくれた恩人でもあって、いろんなことを語り合った仲間。

4月中に考えて、5月の連休には動画でupする約束をしました。

この歌は、Fさんと幼稚園の卒園式で歌いたいと、仕事をしていた頃に、依頼があって、幼児にどうやって指導をしようか?と思っていた時に、

「みちえ、お前がやれ!」と言ってくれた。

基本手話の指導はろう者がすべき時代で、違和感もあったけれど、「みちえ」という人間を信頼してくれて、年長さんである50人くらいの子どもたちと聴こえない人という状況をどう伝えたらいいんだろう?と考えた。


もともと私は幼稚園の先生の資格もあるので、集団を相手にいろんなことをするのは割と得意だけれど・・・・。

クイズ形式で、

ここにいる人でどの人が聞こえる人だと思う??

わかんな~~いい。

そうだね、わかんないよね。じゃ、後ろ向いてもらって・・・。

名前読んでみようか?

一人目は聞こえる人で「は~~い」と返事をしてもらった。

3人目くらいにFさんを呼んで、「あれ??返事がないね。どうしてだろう?」

「聞こえないから~~」という答えを待って、

「もしかしたら、意地悪してへんじしてくれないのかな?」というと、

子どもたちは「ちがうよ~~」「聞こえないんだよ」と私に教えてくれた。

「そっか、聴こえないって思うんだね、じゃ、どうしたら振り向いてくれるかな?」と

質問をしたら、少しして


「歩いて行って、トントンって呼ぶ」というアイディアが出てきた。

「じゃ、やってみてくれるかな?」というと、

3人くらいが、ゆっくり歩いて行って「トントン」とFさんの体を叩いた。

その時、Fさんは、私が子どもとどんなやりとりをしているかはわからない。

本来なら情報保証をしなければならない私がそれをしないという時間を作っている。

それを、自由にやればいい。聴こえない自分がうまく子どもとやり取りできないこともあるといって委ねてくれた。


もう、20年くらい前かな?

NHK番組のエンディングの曲だった。

まだCDじゃないころ。

そんな思い出のある曲を合唱で、そして更にサインをつけたいとお願いされた。

サビの部分だけということは、よくあることだけれど、全曲を頑張ってくれるとかなり嬉しい。

先生になった彼が頑張っている学校で、私との関わりを大切にして、頼んでくれること、今年は本当に楽譜と縁があるんだなって思う。

2013年、飛びます、わたげ・・・。

私の手のひらから、遠くへ。

私の知り合いの手のひらから、遠くへ。

小さな白い手のひら  右に左に揺れるわたげを追いかけ・・・・。


この歌ができたのも、そしてそのわたげが飛んでいるのも、いろんな人の繋がり、絆のおかげ。
ありがとう。

本日のわたげ わたげ1 アンサンブルバージョン

まさしく青春だったころ、キーボードしてた。でも、つらかった・・・。

2012-09-15 11:23:06 | 私のお気に入り音楽




社会人一年目。

piano弾けるんだって?と施設長経由で、青年団の人が訪ねてきた。

ギターも、ドラムも一度は東京へいって、付き人とかしたことがある人たちだった。

私だけがよくわからない世界で、

なんとなく、練習して、なんとなくチケット売って、なんとなくキーボードを弾いた。



この時代があったから、今コード譜だけでも自分なりのpianoの旋律が作れるわけだけれど、


あの時間、ホッとした時間でもあったけれど、「自分がそこにいる意味」がわからなくてつらかった。


今は、自分の意思でpianoと向き合う。


新しい曲と向き合って、耳を全開にして、音を聴き、そして、弾き始める。

それは至福の時になっている。