夜行電車 作詞・作曲タッカ
この曲を聴いた時から、音符がパラパラと浮かんできて、なんで尺があわない??と思いながら、
あわないなら、その分何かを入れればいいんだと、結論に達して、トリルの手前にオクターブを入れたんだ。
今考えると、2小節分長いんだから当たり前なのだけれど、聴きながら作るので、なんで??ってわからなくなる。
楽譜があれば、一目瞭然。
でも、ないからう~~~~んって唸る。
そして、作曲者から、「違う」って言われる。
違うのはわかってるんだが・・・。
どこが?
なにが?
どうすればいいの?
誰も教えてはくれない
ただただ弾き続けた結果がこれ。
尺がしっかりはまった一瞬だけ、「わたしってすごいかも?」と思うのだった。
メトロノームのように正確で、メトロノームのようにはならなくて、
「違う」って言葉に時々ビクビクして。
「いいね」って言葉に喜んで
そういうふうに弾ける曲が30曲近いっていうのも、長く関わった積み上げかもしれない。
最近、絶対音感ってこれですか?みたいな瞬間があるけれど、あまり音楽には役立っていない(笑)