南の島で幼稚園の先生になろう!

帰国しました。日本で元気に職場復帰しています。

子どもの成長が見えるクリスマスツリー

2006年12月11日 | ミクロネシアの幼稚園
12月に入って、島はクリスマス一色。

そして幼稚園の子ども達の心の中も。

幼稚園の部屋に大きなクリスマスツリーの形をつくってそこに子ども達が切った(いやちぎった)紙を貼っていますが、今度はここの制作に挑戦。

日本のように1人1人の子どもに丁寧に準備することの伝えたいので、1人1人にクリスマスツリーの形を切った紙を用意して、そこに子ども達が絵の具を指型で押しました。

ただそれだけですが、子ども達はクリスマスツリーになることがうれしくてしかたないようです。

そしてその中でもこの写真の子どものように、いつもは集中力がなくてすぐに「もう出来ない」って言ってしまう子が、他の子どもが終わってもずっとクリスマスツリーの飾りの色を隙間がなくなるくらいに塗り続けていました。

「これが子どもの成長なんだ」って思うのですが、今の同僚に伝えても上手く伝わるはずもなく・・・・

こんな子どもの姿をみて子どもの成長が感じ取れるなあって先生が思える日が来ることを願っています。
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野球連戦連勝です。

2006年12月11日 | ミクロネシアの小学校
この写真が何で野球って感じですが、これは町の野球場に試合へ向かうためにトラックの荷台に乗っている写真。
一緒にいるのは、隣の小学校の子ども達。

この野球大会は、島の村対抗で、僕のウー村は2つの学校が一緒になって戦います。(村には2つしか学校がないので)

今日は、試合に行く為、学校のドライバーにお願いしていたのですが、何か手違いがあり、ドライバーは怒ってしまって僕を乗せてくれないので、隣の学校の子ども達と一緒に試合場へ。

この大会では色々勉強になりました。

僕は僕の学校の一応代表のコーチで、学校で練習するのも、合同で連取する手配をするのも、選手を決めるのも、子どもが参加できるように親に承諾を手紙でとるのも、道具を管理するのも全部僕の仕事です。これが本当に一筋縄ではいかないのです。この島の難しさを実感。一言で言えば、間際までしない、誰かに頼る、何かトラブルと僕の責任に何故かなるって感じです。

練習はもちろん、試合も子どもを集めて野球場に行ってさあ始めるぞって時になって、急遽中止になったりしたこともありました。

ここで思ったのが、こんな事をしていたら子どもは大人のことを信じなくなる、一生懸命してもどうせ駄目なんだってっていう気持ちに陥ってしまうと心配になりました。

まだまだ今回の野球のコーチでももっと僕が努力したら子ども達が練習する機会を持てたなあと反省していますが、いつも子どもの味方でいようと。

でも練習が上手くメイキング出来なかったときなどは、子どもはその背景になる様々な大人の理由は分からないので「HIROどうしてできないんだ」などなどかなりきついことも子どもに言われたこともありました。

決して現地の先生には言わないであろう言葉だと思います。
でもそれが彼らの本音なのだと思います。そして「練習したいんだ」という気持ちを僕にぶつけてくれることは今になって、彼らのまだまだもっている未知の可能性なのだと感じられるようになりました。

正直、一生懸命練習をしようとしても、周りの先生の了解が取られなかったり、一所懸命やってもからまわり、そして子どもは僕にいらだつという悪循環の時期もありました。

僕は幼稚園の先生なんだから、こんな小学校の仕事を頑張って子どもに当たられたのではあまりにもむなしすぎるって思ってしまったこともありました。

でも今は、不戦勝も含めて3連勝で明日はいよいよ決勝戦。

試合のメンバーも隣の学校の生徒がたくさん出て、僕の学校のメンバーはなかなか試合に出してもらえず、これって僕が日本人で、同じチームの隣の学校のコーチは現地人だからなのだ。「ごめんな僕の学校の子ども達」と思うこともありますが、
でもとりあえず今、彼らは勝つことの喜びを感じています。

また隣の学校の仲間と一緒に戦う喜びも。

僕がなにもしなくてももちろん実現したことでしょうが、頑張ったら頑張っただけの答えは返ってきたのかな?と自分では考えています。

隣の学校の子ども達とも仲良くなるなど、何かを始めると新たな出会いがあり、そこには必ず喜びや学びがあるのだと改めて感じています。

野球の試合のことを書くはずが、ここまで至る経過を事細かに書いてしまいました。

常に勉強。そのためには何事もやってみる。
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復活!UUCブラックコーラル合宿

2006年12月11日 | ミクロネシアの生活
2週間以上のご無沙汰でした。長い協力隊生活の中で、ちょっと日本の皆さんへ報告を滞ってしまいたくなることも時にはあるのかな?と曖昧な言い訳でブログ再開します。

身体は元気です。一度熱を1日だけ出しましたが、ここに来て初めてでした。
それ以外はずっと元気です。

この2週間以上を全て振り返るのは難しいので、全くのランダムに。

まず、写真のランタンの光のもとでUUC(ウー村・ウクレレ・クラブ)の合宿を離島のブラックコーラルで行いました。

クリスマスの曲を練習するためです。今の予定では村の教会に理解を得て、クリスマスイブのミサの前にウクレレのコンサートをさせていただく予定ですが、教会員の賛同が得られたのかが不明です。

ブラックコーラルとは、ポンペイの離島で、宿泊施設もあるとても小さな島です。

僕たちの首都?コロニアから車で40分、ボートで20分くらいかな?

ランタンをともして小屋でウクレレを弾いたり、星が降り注ぎそうな夜空を眺めたり、近くの海で潜って仲間が鮫に遭遇したりと本当に日本では味わえないことばかりです

仲間の4人で「こんな休日日本では味わえないんだろうなあ」と語り合いました。
それは、単にたくさんの自然に囲まれると言うだけでなく、このゆったりとした時間も含めて。

こう話すとどんなにのんびり過ごしているかと思われるかもしれませんが、そのことが時には活動する中で、いらだちになったり、この島の大きな問題ともなるのですが。

ウクレレのサークルも、ポンペイのウクレレ人気を繁栄して、若干揺れ動いていますが、僕たちは僕たちらしくやっていこうと思います。

人は人、自分自分、でも仲良く。が僕のモットーなので。

自然の中に囲まれると今僕がはまっている創作活動にも磨きがかかって?曲もできあがりました。

ブラックコーラルっていう曲まで作ってしまいました。

次々曲が出来ているけど、これもこの島で生活しているからこそだろうと思います。

もちろん活動で日々大変なことは山ほどありますが、そんなことをはねのけてくれるくらい豊かな自然、大切な仲間がここにはいます。

ウクレレもそんな気持ちを自分で確認する大切な活動の一つです。
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