南の島で幼稚園の先生になろう!

帰国しました。日本で元気に職場復帰しています。

教えるより自分やりたいポンペイの人たち

2006年12月13日 | ミクロネシアの小学校

金曜日に野球の決勝戦を控え、ドライバーのごたごたもあるので、隣の学校に行くことは難しく、でもモチベーションを保つためには練習しないと。

今日はいつも色々チェックされる校長先生も留守だし、子ども達に2時30分から練習するからねと各教室を廻って練習開始。

なぜだか選手じゃない子どもも混じっているけど「まあいいか?」って感じで、練習しました。

最初はキャッチボール・そしてノック、最後はバッティング練習。

そこで登場したのが、僕の同僚のセニータ。

「今日練習を一緒にしようよ」と声を掛けたけど、「あなたがすればいい」と言われたけど、僕たちの姿を見てやりたくって仕方なかったみたいです。

もうひとり司書でいつもボールは何個あるの?グローブは?とチェックするも彼女もいつのまにやら守備についていました。

自分が子どもに教えるより、自分が一緒に楽しみたい。
そして自分で野球を始めるのは、何かあったときに責任が生じるから嫌だけど、誰かがしてくれるなら参加したいっていうポンペイの方々の性格が非常にわかりやすくでていた一コマでした。

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ポンペイでの一風景

2006年12月13日 | ミクロネシアの生活
僕の家の庭では、見慣れた光景。

それはお祖父さんの末息子のイケナシさんが子ども達の髪の毛をバリカンで切ること。

切られているのは、イケナシさんの息子さんではなく、お祖父さんの長男の娘さんの子どもなので、なんていう関係なんだろう?

よくわかりませんが、誰でもイケナシさんは髪の毛を切ってくれます。
きっと僕が頼んでも快く。

ポンペイの子どもの髪の毛は基本的にはVERY SHOUTが基本です。
あの子ども長いなあって思っていて暫くすると超短くなっています。

僕の家出している子どもはいないけど、後ろの一部分だけをたまに残して、中国人みたいにするセンスは納得できないけど。

イケナシさんは、他にも色々なことが出来ます。
電気関係ならなんでもこいって感じです。

洗濯機は二層式ですが、両方ともたまに調子が悪くなりますが、どこからか中古部品を調達して、なおしてくれます。

彼が僕が最初に家に来たときに、食堂でパソコンしていたら「蚊に咬まれた大変だ」と自分の部屋に電話線を引いてくれたり、戸外にあるシャワーの部屋から出てくる僕を見て「これをつかったらいいよ」ってバスローブを貸してくれました。
(未だに使ったことはないけど・・・・)

彼は今空港の仕事を待っていて、その仕事に就けるとかなり良い仕事のようですが、今はとりあえず無職というか主夫です。奥さんはバリバリのオフィスウーマンで、ばりっとしたスーツで出かけます。

なので、彼は昼食・夕食を作ってくれたり、家の草刈りをしたり、まだ幼稚園に行く前の2人の子どもの面倒を見たりといろいろなことをしています。

でもさすがお祖父さんの息子さんです。無職だけど働き者です。
そしてとても気がいい人です。

洗濯機の脱水の方が壊れていて、僕が洗いだけをかけた服をかごの中に入れていると、脱水機が直ると、ちゃんと脱水機に入れてかごになおしておいてくれます。

少し日本語が話せて、僕が昼から野球の大会があるため、早く昼食を取るときも「ちょっとまってね」っていいながらご飯を作ってくれます。

次々にホストファミリー(お祖父さんの世話をする家族)は、変わりますがみんないい人で本当に感謝しています。

次はいつ家族が変わるんだろう?そして次は誰が来るんだろう?


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