ポンペイはすっかりクリスマス一色。
ある隊員に家族から電話があり、隊員が「毎日クリスマスPARTYだよ」と話すと
「なんで冬でもないのにクリスマスなの?」言われたそうです。
こちらは毎日30度近い日々ですが、島はすっかりクリスマス一色。
お店はそれぞれ趣向を凝らしたイルミネーションを飾り、平日の昼間でも町は普段みることのない大渋滞。もちろん理由はみんなが町に繰り出して、クリスマスショッピングにいそしむため。
ポンペイでクリスマスが日本より活気があります。もちろんこちらは3万5千人、日本は1億2千万人なので規模は違いますが、明らかにクリスマスへの熱い思いはポンペイのほうが勝っていると思います。一人がクリスマスのプレゼントのために使うプレゼントの数も金額も、そして参加するPARTYの数も。
僕も20日の午前中に幼稚園と学校の子どもたちとクリスマスPARTYをし、午後はポンペイの幼稚園の先生全員とのPARTYに参加しました。
幼稚園の子どもたちは、プログラムの最初で歌を歌いました。いつもはぼくのキーボードとウクレレの音と一緒に歌っているのですが、今日は同僚にキーボードどうする?と聞くと、「いらないよ」といわれて、子どもは自分達の声だけで歌いましたが、やはりいつもと勝手が違うので、音が取りずらかったようです。
僕がやはり楽器をするといえばよかったのかもしれません。
1年生から8年生までの歌や劇では、どのクラスも先生の性格がはっきりと出ていて、面白かったです。イエス様のコメディータッチの劇では僕の家で最初に僕と一緒に暮らしてくれた家族の子どもが主役をしていて、なかなか頑張っていました。
幼稚園の部屋に戻って、先生たちから子どもたちへプレゼントを渡します。
同僚が「あなたがサンタになって」といわれて、一人ひとりの子どもたちに手渡しました。
いつも日本では、サンタさんの役割は校長先生など幼稚園の外部の人にお願いしていたので、初体験。
あとびっくりしたのは、子どもが個人的に僕にクリスマスプレゼントをくれました。
それも家に帰ってびっくり。新品のアロハシャツでした。きっと僕が幼稚園では正装のアロハがいいと思って毎日子どもたちの前で着ているので、家族の人がアロハが好きなんだと思って買ってくれたんだと思います。いつも来ているのは3ドルの古着なので、先生新品持っていないからと思ってくれたのかもしれません。
日本では、子どもから物をもらったらもちろんいけませんが、ここでは素直に「ありがとう」ともらいました。物をくれる、くれないで判断するのではないですが、形として感謝を表されるは、一人間として嬉しいなあと感じました。
21日からはクリスマスバケーション開始。
この日は、幼稚園のスタッフが11時集合って言うので、行ってみると誰もおらず、1時間以上してから、料理の準備をする先生が来て、豚を船で運ぶ(PARTYの場所は、島ではないのですが、海沿いでマングローブという木が邪魔をしているため、陸続きではいけないので、船に乗ってその場所に行きます)のを手伝いました。船といっても竹のいかだなので半分沈んでいるので、豚ももう少しで溺れそうでした。PARTYといえば、豚。
生きた豚を可愛そうだけど殺して、蒸し焼きにするのです。あとはサカオという前にも紹介したお酒を造ること。今回はサカオも作り、豚の命を絶つことも手伝ってしまいました。先生がそろい始めたのは4時。待つこと5時間以上。PARTYが始まったのは6時を過ぎてから。一日費やしてしまいました。
でも先生たちみんなの表情は、いつになく穏やかでした。やはり仕事が一区切りし、ほっとしたこと、クリスマスというみんなが楽しみにしている時期なので、自然と笑顔がでるのでしょう。
もうひとつPARTYの恒例は、プレゼント交換、20ドルくらいのプレゼントを買ってくるのですが、なんと僕は前日の幼稚園の先生たちとのPARTYでもらったプレゼントと全く同じものを小学校の先生たちとのPARTYでももらいました。ポンペイのプレゼントで大事なことは大きいこと。値段の札なんてつけっぱなしでかまいません。
この先生たちのPARTYの時に、仲間の隊員が5重になったタッパをもらいました。そのときはなんてものをくれるんだと思いましたが、それが幸運なプレゼントに変わりました。
話は少し前に戻ります。
実は前にブログで書いたように僕たちの村は、この島の野球大会で優勝しましたが、大人たちは「お祝いのPARTYしないとなあ」と言葉では言うものも、全く気配なし。
学校の子どもたちのPARTYの時に、隣の学校の子どもたちも遊びに来ていてその中に野球のメンバーがいたので、話をしていると「どうせPARTYなんてないんだ」というので、「それなら僕がPARTYをするよ」と話して、PARTYをすることにしました。
でも僕の家でPARTYをするには、おじいさんの許可を得ないといけないので、子どもとはその場では「たぶん金曜日のにするよ」とかしか言えないままで、準備をしていました。
PARTYの食事をどうしようかな?と思っていたところに
この仲間の隊員がもらったタッパの詰め合わせが、子どもたちのPARTYの食事の詰め合わせに変わりました。ポンペイでのPARTYは、持ち寄りですが、みんな食べきれないくらい持ってくるので、このチャンスをものにするしかありません。
PARTY当日は、子どもへの連絡のため、家族の力をかりて、電話攻撃。
さすがみんな友達の村なので、家族が子どもの名前を見て、親や親戚、近所の人に電話をしてくれて、連絡がつきましたが、来れた子どもは6名+終わり頃に2名の計8名。
かなり無理をしたので、来れなかったり連絡がつかない子ども、遅れてきた子どもには申し訳なかったです。でも大人もちゃんとお祝いをすることを伝えたかったのですが、その気持ちが伝わったかどうかは?
でも、まず子どものためにやってみるという気持ちはこれからも大切にしたいです。
今日はクリスマスイブ。
今からウクレレの練習そして教会の前でお祈りに来る人たちを対象にクリスマスの曲のウクレレをします。
教会の助祭であるおじいさんは、反対していたのですが、他の方がせっかく練習したのだからと教会の外ですることに。
気温も活動も心も熱いクリスマスになりそうです。
ある隊員に家族から電話があり、隊員が「毎日クリスマスPARTYだよ」と話すと
「なんで冬でもないのにクリスマスなの?」言われたそうです。
こちらは毎日30度近い日々ですが、島はすっかりクリスマス一色。
お店はそれぞれ趣向を凝らしたイルミネーションを飾り、平日の昼間でも町は普段みることのない大渋滞。もちろん理由はみんなが町に繰り出して、クリスマスショッピングにいそしむため。
ポンペイでクリスマスが日本より活気があります。もちろんこちらは3万5千人、日本は1億2千万人なので規模は違いますが、明らかにクリスマスへの熱い思いはポンペイのほうが勝っていると思います。一人がクリスマスのプレゼントのために使うプレゼントの数も金額も、そして参加するPARTYの数も。
僕も20日の午前中に幼稚園と学校の子どもたちとクリスマスPARTYをし、午後はポンペイの幼稚園の先生全員とのPARTYに参加しました。
幼稚園の子どもたちは、プログラムの最初で歌を歌いました。いつもはぼくのキーボードとウクレレの音と一緒に歌っているのですが、今日は同僚にキーボードどうする?と聞くと、「いらないよ」といわれて、子どもは自分達の声だけで歌いましたが、やはりいつもと勝手が違うので、音が取りずらかったようです。
僕がやはり楽器をするといえばよかったのかもしれません。
1年生から8年生までの歌や劇では、どのクラスも先生の性格がはっきりと出ていて、面白かったです。イエス様のコメディータッチの劇では僕の家で最初に僕と一緒に暮らしてくれた家族の子どもが主役をしていて、なかなか頑張っていました。
幼稚園の部屋に戻って、先生たちから子どもたちへプレゼントを渡します。
同僚が「あなたがサンタになって」といわれて、一人ひとりの子どもたちに手渡しました。
いつも日本では、サンタさんの役割は校長先生など幼稚園の外部の人にお願いしていたので、初体験。
あとびっくりしたのは、子どもが個人的に僕にクリスマスプレゼントをくれました。
それも家に帰ってびっくり。新品のアロハシャツでした。きっと僕が幼稚園では正装のアロハがいいと思って毎日子どもたちの前で着ているので、家族の人がアロハが好きなんだと思って買ってくれたんだと思います。いつも来ているのは3ドルの古着なので、先生新品持っていないからと思ってくれたのかもしれません。
日本では、子どもから物をもらったらもちろんいけませんが、ここでは素直に「ありがとう」ともらいました。物をくれる、くれないで判断するのではないですが、形として感謝を表されるは、一人間として嬉しいなあと感じました。
21日からはクリスマスバケーション開始。
この日は、幼稚園のスタッフが11時集合って言うので、行ってみると誰もおらず、1時間以上してから、料理の準備をする先生が来て、豚を船で運ぶ(PARTYの場所は、島ではないのですが、海沿いでマングローブという木が邪魔をしているため、陸続きではいけないので、船に乗ってその場所に行きます)のを手伝いました。船といっても竹のいかだなので半分沈んでいるので、豚ももう少しで溺れそうでした。PARTYといえば、豚。
生きた豚を可愛そうだけど殺して、蒸し焼きにするのです。あとはサカオという前にも紹介したお酒を造ること。今回はサカオも作り、豚の命を絶つことも手伝ってしまいました。先生がそろい始めたのは4時。待つこと5時間以上。PARTYが始まったのは6時を過ぎてから。一日費やしてしまいました。
でも先生たちみんなの表情は、いつになく穏やかでした。やはり仕事が一区切りし、ほっとしたこと、クリスマスというみんなが楽しみにしている時期なので、自然と笑顔がでるのでしょう。
もうひとつPARTYの恒例は、プレゼント交換、20ドルくらいのプレゼントを買ってくるのですが、なんと僕は前日の幼稚園の先生たちとのPARTYでもらったプレゼントと全く同じものを小学校の先生たちとのPARTYでももらいました。ポンペイのプレゼントで大事なことは大きいこと。値段の札なんてつけっぱなしでかまいません。
この先生たちのPARTYの時に、仲間の隊員が5重になったタッパをもらいました。そのときはなんてものをくれるんだと思いましたが、それが幸運なプレゼントに変わりました。
話は少し前に戻ります。
実は前にブログで書いたように僕たちの村は、この島の野球大会で優勝しましたが、大人たちは「お祝いのPARTYしないとなあ」と言葉では言うものも、全く気配なし。
学校の子どもたちのPARTYの時に、隣の学校の子どもたちも遊びに来ていてその中に野球のメンバーがいたので、話をしていると「どうせPARTYなんてないんだ」というので、「それなら僕がPARTYをするよ」と話して、PARTYをすることにしました。
でも僕の家でPARTYをするには、おじいさんの許可を得ないといけないので、子どもとはその場では「たぶん金曜日のにするよ」とかしか言えないままで、準備をしていました。
PARTYの食事をどうしようかな?と思っていたところに
この仲間の隊員がもらったタッパの詰め合わせが、子どもたちのPARTYの食事の詰め合わせに変わりました。ポンペイでのPARTYは、持ち寄りですが、みんな食べきれないくらい持ってくるので、このチャンスをものにするしかありません。
PARTY当日は、子どもへの連絡のため、家族の力をかりて、電話攻撃。
さすがみんな友達の村なので、家族が子どもの名前を見て、親や親戚、近所の人に電話をしてくれて、連絡がつきましたが、来れた子どもは6名+終わり頃に2名の計8名。
かなり無理をしたので、来れなかったり連絡がつかない子ども、遅れてきた子どもには申し訳なかったです。でも大人もちゃんとお祝いをすることを伝えたかったのですが、その気持ちが伝わったかどうかは?
でも、まず子どものためにやってみるという気持ちはこれからも大切にしたいです。
今日はクリスマスイブ。
今からウクレレの練習そして教会の前でお祈りに来る人たちを対象にクリスマスの曲のウクレレをします。
教会の助祭であるおじいさんは、反対していたのですが、他の方がせっかく練習したのだからと教会の外ですることに。
気温も活動も心も熱いクリスマスになりそうです。