南の島で幼稚園の先生になろう!

帰国しました。日本で元気に職場復帰しています。

南の島の職員会議

2007年09月04日 | ミクロネシアの小学校
写真は、今日僕の幼稚園に併設されている小学校の職員会議。

幼稚園の職員も出席する必要がある時がかなりあります。

一番左端に座っているのが、校長先生。

手前の先生は、途中から横になりながら話を聞いています。
写真には写っていないけど、他にもあと2人寝転がっている先生も。

日本では考えられないけど、僕の学校ではOKです。
他の南の島の学校がどうなのかは、分かりませんが・・・

話は、これから毎週次週のレッスンプランを校長先生に提出するという深刻な話だったのですが。

正式な文化風習がからむ場では、席順なども非常に大切にするのですが、内輪ではかなり、いや相当リラックスしています。

日本では考えられないですが、もちろん。

別に寝転がっている先生が普段から態度が悪いとか、校長先生に反抗的という訳ではないですし、校長先生も全然気にしていません。

南の島に流れているゆったりとした時間は、こうして人の心も、日本では緊張すべき場でもリラックスさせてしまうのでしょうか?

単に寝転がるということへの罪悪感が違うのかもしれませんが。

ちなみにイスはみんなが座る分はあったので、イスがなかったわけではないのですが。

ちなみに僕は寝転がったことはありません。地面で座って話を聞くことはありますが。

日本に帰って、寝転がらないように今から気を引き締めておきます。
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南の島のお粥?

2007年09月03日 | ミクロネシアの生活
ポンペイ人が好きな食べ物、ラーメン・缶詰・キムチといろいろあるけど、実はご飯(ライス)。

朝も昼も夕もご飯(ライス)が出てくるのが常識なくらい。

僕の家でも朝はパンですが、昼食と夕食はがっつりご飯です。

今日は家のご飯がなくなり、写真のようなメニューになりました。
お母さんが「今日はご飯ないからね」と宣言して、みんな昼ご飯を食べ始めました。

左のお皿の左端前は、前にも紹介したポンペイの本来の主食で今はお米にその座を奪われつつあるブレッドフルーツ(パンの実)。

左から2番目は、山ほどポンペイにあるバナナを炊いたもの。
この南の島ではバナナも主食の一つで、生でも食べますがこのように炊いて食べます。

そして、右の白いのがスープ。でも中身はご飯が入っていて、魚が入っています。
味はココナッツ味と塩味ベース。

僕はこのスープがかなり気に入っています。
できたら病気の時に出してくれたら最高なんだけど。
こちらでは、病気でもがっつり豚肉の焼いたのとかが出ますから。
(しっかり食べて元気になってねという意味だと思うのですが)

このスープは、日本で言うとまるでお粥とかおじやみたいな感じです。

小学生の子ども達は、バナナの炊いたのよりやはりご飯が好きみたい。
おかあさんも「この子達は、バナナよりご飯が好きなんだから」と言ってました。

このメニューの唯一の欠点は、夕方おなかが空くこと。

仕事を終え、帰宅して「夕食までおなか持つかな?」って思って台所に行くと、やはりみんな同じ様で、子どもがホットケーキを焼いていました。

家族はいつも僕に気をつかってくれて、子どもにお母さんが「ほらOOさんにも一つ揚げたてのを渡しなさい」といって、子どもの作っているものや家族が食べる分の中から僕の分をくれます。

「大丈夫、みんなの食べる分ある?」って聞いたら、大丈夫とのこと。

今日の夕食は、ご飯あるのかな?僕はブレッドフルーツやバナナもヘルシーだし、貴重なビタミン源なのでWELCOMEなのですが。
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まだまだ知らないポンペイがいっぱい 滝編

2007年09月02日 | ミクロネシアの生活
ポンペイの名所で代表的な物と言えば、ナンマドールという巨大遺跡と滝があげられます。

滝はかなりの数があるのですが、まだ僕はそのうち2つしか行ったことがありません。

なぜなら、1.歩いていけないのに車がないから 
     2.場所がどこだか地図にも載っておらず、看板などもなく
       ローカルの人の案内が必要だから
     3.行く機会がなかなかないから

まあ、いろいろとあげられますが、今回はもうすぐ帰国される方がおられるので、その方の思い出?ポンペイいろいろまわってみようツアーに同行させてもらいました。

車を降りてから、20-30分歩かないといけないって聞いていたので、覚悟していましたが、車を降りて2-3分歩くとすぐにその滝はありました。

名前は、Lihduduniap duduとは水を浴びるという意味があり、uniap というのはヤップの人のと言う意味らしく、昔はこの地が同じミクロネシア連邦国に属するヤップ人のものだったという言い伝えからきています。

写真で見るとあまり高さがないように見えますが、10メートル以上はあるような。
そして現地の人は、この上から下まで飛び込みます。

石のないところをめがけて、やはりかなり野性的。

この滝は、更にもう一段あって、この写真の下は、50メートルくらい?ありそうな滝が続いています。

この近辺は、家も点在するほどしかなく、その暮らしも本当にローカルらしい感じがしました。車から見る途中の景色も、ながらかな川が流れていて、やはりどこか日本的な感じがしました。

滝は本当に気持ちいい。風吹いていて、この湿度が高いポンペイを忘れ去れてくれるくらい。

まだまだ僕にとって未開拓?知らないポンペイがいっぱいあります。
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朝から教会 願いは叶った

2007年09月01日 | ミクロネシアの生活
今日は、土曜日だけど、朝から鐘の音のが。

土曜日は教会がある日とない日があります。

今日はなんとなく、いやちょっと気持ちを鎮めに、いやできれば願い事を叶えてもらおうと・・・

昨日、大切な物をなくして、ちょっと困って、いやかなり困っていました。

昨日の夜に気づいたので、今日もそれを探しに町に戻ろうかな?と。

そのことを教会のお祈りが終わったあとにこの村に住むシスターに話すと、キリスト教にも忘れ物を探してくれる神様がいるのよ。
祈ってごらんなさい。私も祈っておいてあげるからと。

そして、早速捜索開始でまず最初に乗った幼稚園バスの運転手に電話をしました。
(昨日は、夜電話したけど、サカオでいませんでした。やはりポンペイの金曜日は、サカオでしょう。毎日だけど)

電話で下手な英語ともっと下手なポンペイ語で「僕探している物があるんだけど」
と話すと、「君の探している物、バスの中にあったよ」だって。

この週末かなり気分が違います。よかった。神様にお願いして、ではなく探していた物があって。

日本では何でも神様にお願いして、困ったときの神頼みだけど、世界的宗教を見ると日本の願い事の神様は異常で、困ったことや願い事がある時に祈るのではなく、日常において日々祈るのが一般的。

でも悲しい日本人の性で、やはり祈ってみようかな?という、下心が見え見えになりかけてしまいます。

でも、本当に良かった。見つかって。
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