先日、施設に入所している農園のおじいちゃんの誕生日に、おじいちゃんのところに、孫達と行きました。(^^)脳出血の後、動けないし、お話も出来ないのですが。瞬きで合図をしてくれたりします。
「みかんが色ついてきたよ」「今年も美味しいよ」「みんな頑張ってるよ」って話すと、うれし涙を出すおじいちゃん。しばらく、孫たちがお部屋で遊んでいたら。3歳の孫が「いないいないば〜」をおじいちゃんにしているのです。「なんで?いないいないば〜するの?」と訪ねたら、「おじいちゃんが笑わないから・・」といいました。そういいながら、また、「いないいないば〜〜」と、そしたら、おじいちゃんがにっこり微笑みました。 ふと、思ったのです。私たちは、赤ちゃんに、「いないいないば〜〜」して、笑う反応が、コミュニケーションの初まりだったかもしれません。その笑顔が可愛くて、キャッキャと笑う子供に癒されていましたね。3歳の孫は、笑わないおじいちゃんに何とか笑ってもらおうと、考えたんですね。こんな発想をするんだ!と、無垢な心に、感動しましたし、穏やかな笑顔のおじいちゃんを久しぶりに見る事が出来て、感謝です。おじいちゃんがはなせないので、笑ってほしかったんだなって思いました。孫だから出来る事ですが、いろんな思いがしました。それから、おじいちゃんの反応がよくなったように思います。子供の力もすごいな〜と思いました。
それから、私が、いろいろ仕事をしながら「・・・・もう無理かな〜〜」とか、言葉にすると「あんな!諦めたらいけんので!。諦めんかったら出来るんで!」とも言うのです。そんな3歳の孫の言葉にも励まされる気がします。子供の心は、すごいな〜〜、素直で、無垢な心に元気をもらうのです。
皆さんも、そんな経験ないでしょうか?農園では、車いすで施設からもおじいちゃんやおばあちゃん達がみかん狩りに来て美味しそうに食べてくださいます。そこに、ご家族が時々合流してくださる時もあります。みかん狩りも、ご家族のふれあいのよい場になると思います。木を低くした栽培です。お子様とおじいちゃん達と、是非おいで下さいね。
今年は、今までにない猛暑で雨がとても少なく、芋はあまり発育できませんでした。芋掘りは、あまり出来ませんが、大切に育てたみかん、みかん狩りを楽しんでくださいね。ドッグランもありますので、ご利用下さいね。