春は間近ですが、菜の花が咲いているのに雪の日もあり。インフルエンザもなかなかおさまりません。みなさん、外出時、人ごみにいかれる際は、マスクを、そして、帰宅したら,うがい、手洗いを!!
今はお節句間近、お雛様巡り(^^)なかなかいいです。日出町もなかなかおすすめですよ。
一昨年の独り言(^^)記録見つけて。
「惻隠の情」他人のことをいたましく思って同情する心は、やがては人の最高の得である仁に通ずるものだという。人間の心には、もともと人に同情するような気持ちが自然に備わっているようなものですから、自然に従うことによって徳に近づく事ができるのです。実はウサギと亀の話にはもう一歩、深いところの話があります。京の老舗「半兵衛麩」の玉置半兵衛氏が子供の頃、父親からこう教えられました。「あんなあ、ようお聞きや、亀さんが自分自身と戦うのはそれでええ。それで立派な亀さんや。けどな、亀さんは寝ている兎さんを追い抜くときに、「兎さん、兎さん、そんなところで寝ていたら風邪を引くよ。競争に私に負けるよ!』と油断している兎さんを起こしてあげるくらいの優しさと寛大さが、亀さんにあったもっとええのや。自分に厳しく、人には優しくの心をもたんとあかん」・・と。「あんなあ、ようおききや」という本より。 ・・・・一昨年,私の日記より。はてさて、そうだよな、しかし、亀さんにそのゆとりがあったならの話で、さらに考えれば、亀さんには、ゆっくりでも、その心が広く寛大であった場合・・との解釈。亀さんなりに、わきめもふることもなく、一生懸命なひともいるのですから・・。と、今思います。先日、ある中学校で、「生命と看護」というテーマで、お話をする機会がありました。「人が産まれる」「人が、病と闘う」「人が老いる」ということ。「人の死ということ」等など、生命の尊さ等・・・・。後日、生徒さんから感想文をいただきました。いじめの事にもすこしお話させて頂き・・・。実に、様々な感想文が。「いじめ・・にちかい、言葉をつかっている。明日からはやめよう。」「そのような場面をみたら、注意しよう」等の文面も見られました。兎さん、亀さんのようにいろんなペースで人は生き、生活しているのですから、自分だけの、物差しで何事もみていてはいけないし、「惻隠の情」とは難しい言葉とはいえ、「恕」のこころ、支え合う心、思いやる心が今の子供達の躾から、今の私達の社会にも必要ではないかと感じたのです。・・・・・独り言でした。
農園では、寒さや雨や、合間の時間を見つけて、みかんの木の剪定作業中です(^^)