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レイモンド・チャンドラー「大いなる眠り」

2019年04月16日 | 海外の作家

 

 

早川書房
原題 BIG SLEEP
訳・村上春樹
2014年7月 発行
2017年8月 4刷
364頁

 

私立探偵フィリップ・マーロウ
33歳
独身
命令の不服従にはいささか実績のある男です
ある日、資産家の将軍に呼び出され、長女が賭場で作った借金をネタに強請られているので解決して欲しいと頼まれます
犯人らしき男が経営する古書店を調べ始めたマーロウ
やがて男の住居を突き止めますが周辺を探るうち3発の銃声が聞こえます…

 

登場するのは個性的なキャラクターばかり
特に将軍、ガイ・スターンウッドが年老いてから生れた二人の娘のうち妹のカーメンは異常なほどでした!
いや、実際異常なのですが 

終わり方にはやや不満が残りますが、常に冷静、クールなマーロウはやっぱりカッコ良かったです

翻訳者・村上春樹は好きです♪

 

 

海外小説を読むとき(特に探偵ものや警察もの)の御多分に漏れず、何度も何度も頁を戻って登場人物の名前と立場を確認しながらの読書でした
これが無かったらもっと楽に読めると思うのですが、年のせいか、特に脇役はなかなか覚えられないのです(涙)

 

 


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