「キャラクター」
2021年
【Amazon Prime Video】
漫画家として売れることを夢見てアシスタント生活を送る山城(菅田将暉)
ある日、一家殺人事件とその犯人を目撃してしまいますが、警察の取り調べに「犯人の顔は見ていない」と嘘をつき、自分だけが知っている犯人をキャラクターにサスペンス漫画「34」を描き始めます
お人好しの性格の山城に欠けていた本物の悪を描いた漫画は大ヒットし、山城は一躍売れっ子漫画家の道を歩んでいきます
そんな中、「34」で描かれた物語を模した殺人事件が次々と発生します
犯人と山城の漫画に繋がりがあると確信した警察が動き始めますがなかなか逮捕には至らず…
このままではさらに被害者が増えると考えた山城は実は最初の事件で犯人を目撃していたと警察に話します
山城自らが囮となって犯人を引きずり出しますが自身も大怪我をし入院
ラスト、山城の表情からは何かスッキリしないものが伺えます
まるで、山城自身が持つサイコキラーの部分が表出してしまったかのよう…
犯人を演じたFukaseさんの狂気を孕んだ佇まいが怖いし、血や暴力は苦手なのに続きが気になって目が離せませんでした
Fukaseさんは実際に精神の病を克服されているとか
ハマり役でしたけど、こんな役を演じて大丈夫だったのか、少々心配になりました
「その日、カレーライスができるまで」
2021年
【Amazon Prime Video】
ラジオ番組をカレーがつなぐ家族の絆を描いた物語をリリー・フランキーが1人芝居で演じるドラマ
悲哀に満ちた孤独なおじさんを演じたらリリーさんの右に出る者はいないのでは?
リリーさんと60分という短さで最後まで観られましたが、映像も内容も暗いし台詞は聞き取りにくいし途中何度か早送りしてしまいました
舞台のほうが良かったりして?
「かがみの孤城」
2022年
【Amazon Prime Video】
原作 辻村深月
アニメーションです
中学生のこころは学校に居場所をなくし、部屋に閉じこもる日々を送っていました
そんなある日、部屋の鏡が突如として光を放ち始めます
鏡の中に吸い込まれるように入っていくと、そこにはおとぎ話に出てくる城のような建物と、6人の見知らぬ中学生がいました
そこへ狼のお面をかぶった少女「オオカミさま」が姿を現し、ここにいる7人は選ばれた存在であること、そして城のどこかに秘密の鍵が1つだけ隠されており、見つけた者はどんな願いでも叶えてもらえると話します
原作は既読
ハラハラドキドキは少なかったですが、内容が把握できている分じっくりと鑑賞することが出来ました
原作の良さを壊すことなく上手くアニメ化されていたと思います
原作同様、こころの担任教師には腹が立ちます!
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