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おうち映画(日本)・いのちの停車場/月の満ち欠け

2024年10月13日 | 映画(国内)
「いのちの停車場」
2021年
【日本映画専門チャンネル】

原作 南杏子

長年にわたり大学病院の救命救急医として働いてきた白石咲和子(吉永小百合)は、ある事情から父・達郎(田中泯)が暮らす石川県の実家に戻り、在宅医療を行う「まほろば診療所」に勤めることになります
これまで自分が経験してきた医療とは違うかたちでの“いのち”との向き合い方に戸惑いを覚える咲和子でしたが院長の仙川(西田敏行)をはじめ、診療所を支える訪問看護師の星野(広瀬すず)、咲和子を慕って診療所にやってきた元大学病院職員の野呂(松坂桃李)ら周囲の人々に支えられ、在宅医療だからこそできる患者やその家族との向き合い方を見出していきます

6人の患者やその家族とのエピソードと、父と咲和子で構成された物語
悪くはないでしょうがリアリティが感じられませんでした

咲和子がまだ大学病院で救命救急医だった頃、次々と急患が運ばれてくる緊迫のシーンの割に咲和子からは必死さが伝わってきません
いつもの“吉永小百合”には無理と思いました
石川県に戻ってからは、いつもの~で十分でしたが…
笑ったというか魂消たのは吉永小百合の父親が田中泯という配役です
2人はほぼ同年代でしょう?
咲和子の年齢設定が50代くらいなのかしら、吉永さんはそりゃお綺麗ですけどお年は隠せませんよー
吉永小百合&西田敏行への忖度に満ち満ちた作品
広瀬すずさん、松坂桃李さんも頑張っていたけれど大御所の影に隠れてしまった感じで残念でした

配役を変えて、6人の患者のエピソード各一話でドラマ化して欲しいです
朔和子=天海祐希、仙川=柄本明を希望します

   





「月の満ち欠け」
2022年
【Amazon Prime Video】

原作 佐藤正午

東北に暮らす小山内堅(大泉洋)は妻・梢(柴咲コウ)と娘・瑠璃(菊池日菜子)と幸せな日常を送っていましたが、交通事故で梢と瑠璃を同時に失ったことから日常は一変
悲しみに沈む毎日を過ごしています
ある日、東京から三角哲彦(目黒連)という男性が訪ねてきて、事故当時梢と瑠璃が面識のないはずの三角に会いに来ようとしていたこと、小山内の娘と同じ名前を持つ、かつて自分が愛した瑠璃(有村架純)という女性について語り出します

「瑠璃」という名の女性の三角への一途な思いと輪廻転生
可愛い娘が目の前の男の恋人の生まれ変わり?
常識人である小山内がどうしても認められないのは当然です
さらに、生まれ変わりは他にもいる…なんてまるでホラーです
映像で観ると何とも言えない気味悪さが迫ってきて嫌~な気分になりました

割愛された部分はありますが、ほぼ原作通りでした
ラストは映画のほうが綺麗にまとめられていたかな

   

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2 コメント

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Unknown (kei)
2024-10-13 09:58:11
こんにちは。
『月の満ち欠け』を読みましたが、なんか奇妙な感じで終わりました(笑)
輪廻転生…、余り好感が持てないまま終わりました。
映画化されていたのですね、知らなかったです。
返信する
keiさん (こに)
2024-10-14 12:40:40
佐藤正午さんの著書、多くは読んでいませんがスカッとしない印象です。
何だか…
『好感が持てない』という感じ、すごくわかります。
映画も同様でした。
返信する

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