「バレット・オブ・ラブ」
原題 THE NECESSARY DEATH OF CHARLIE COUNTRYMAN
2013年 ルーマニア、アメリカ
【ムービープラス】
アメリカ人のチャーリー(シャイア・ラブーフ)は亡くなったばかりの母のお告げに従いルーマニアのブカレストへ向かいます
途中、飛行機で隣り合わせた男性・ビクトルが急死
ビクトルの頼みで(これも亡くなってからのお告げ)彼の娘ガブリエラ(エバン・レイチェル・ウッド)に会いに行ったチャーリーはひと目で心を奪われます
しかし、彼女は凶悪な犯罪組織のボス・ナイジェル(マッツ・ミケルセン)の妻でした
オープニングからしてショック
BGMとのギャップが大きすぎます
序盤の霊的体験はチャーリーを運命の相手に導くための小道具のようなものでしょうか
散々悪事を働いてきたナイジェルですが、ガブリエルへの愛は本物だったのでしょう
身を引く?結末は、少し切なかったです
大人のマッツさんでした^^
エバン・レイチェル・ウッドは涙を流すシーンが多いのですが、笑えるほど酷いパンダ目で興醒めでした
東欧の人は、あんなのが普通なのかしらん
ハリポタシリーズのルパート・グリントが滑稽なのかシリアスなのか、奇妙な役柄でした
「ブリーダー」
原題 BLEEDER
1999年 デンマーク
【ムービープラス】
コペンハーゲンで暮らす男たちの日々を描くバイオレンスドラマ
チンピラのレオは妻に妊娠を告げられ情緒不安定になっていきます
レオの友人で内気な映画マニアのビデオショップ店員のレニー(マッツ・ミケルセン)はデリカショップで働くレアをデートに誘い、OKをもらいますが直前に怯んでしまいます
レオの義兄、ルイスは妹に暴力を振るうようになったレオに不信感を抱き暴力で彼を追い詰めていきます
意外性は少ないし、暴力といってもチンピラレベルまでで「ふ~ん」といった感じ
マッツ様見たさに観賞
女性に対してビビリなマッツ様が新鮮でした(^_^;)
「マッツ・ミケルセンのメン&チキン」
原題 MEN & CHICKEN
2015年 デンマーク
【ムービープラス】
冴えない大学教授のガブリエルと、定職に就かず周囲とトラブルばかり起こすエリアス(マッツ・ミケルセン)兄弟
亡き父が、自分たちの実の父親ではなく、それぞれ母親も違うと知った2人は本当の父親に会いに行きます
辿り着いたのは家畜が放し飼いにされた寂れた屋敷で、そこにはさらに3人の異母兄弟が暮らしていました
奇想天外なストーリーに釘付けになりました
ジャンル分けはコメディ&ミステリーとのこと
最後、大家族が集う穏やかな様子とナレーション、BGMに思わず「ほぉ」でした
以上
マッツ・ミケルセン出演作を3本続けて観賞
大袈裟かもしれませんが、全く違う3つのキャラクターを演じるマッツ様に翻弄されました
益々好きになりました
「白いリボン」
原題 THE WHITE RIBBON
2009年 ドイツ、オーストリア、フランス
【スターチャンネル BS1 無料放送】
第一次世界大戦直前の北ドイツの小さな村を舞台に、教会や学校の指導でプロテスタントの教えを守って暮らしてきた住人たちが、次々と起こる不可解な事件、事故によって不穏な空気に包まれていく様子を、学校の元教師の回想という形で描きます
事件、事故の犯人や直接の動機は明確にされません
ただ、タイトルから想像するのみ
恐怖の対象がはっきり描かれない分、人の心に潜む残酷さが浮き彫りにされるのがより恐ろしかったです
悪意、嫉妬、暴力、無関心、復讐、報復etc
少年の瞳が怖いですねぇ
「はじまりの街」
原題 LA VITA POSSIBILE
2016年 フランス、イタリア
【シネフィルWOWOW】
夫のDVから逃れるため、スーツケース1つでローマから親友・カレラ(ヴァレリア・ゴリーノ)の暮らすトリノへ移り住んだアンナ(マルゲリータ・ブイ)と12歳の息子・ヴァレリオ(アンドレア・ピットリーノ)
見知らぬ土地で新たな生活を軌道に乗せるため仕事探しに焦るアンナと、友人もなく一人で寂しい時間を過ごすヴァレリオとの溝は深まっていくばかりです
そんな二人を温かく見守るカレラや近所のビストロオーナー
衝突した時期もありましたが少しずつトリノでの暮らしに馴染んでいく母と息子
エンディングに流れる歌『LA VITA』と気球の映像から二人の明るい未来が見えるようでした
大人の都合に振り回される少年の繊細な心理描写が秀逸です
アンドレア・ピットリーノ君の今後が楽しみです
多分この記事は、あちらのブログでマッツさんの映画に関してコメント・TB既にしてる気がするので、今日はこちらから^^
はじまりの街
まさかの、ご覧になっていたのねー!
ほんと、こにさん、すごいー。
絶対無いだろうなあとは思ったんだけど、念の為検索したら、あった!
地味な作品だけど、母と息子の新天地での慣れない大変な生活ぶりとか、世界共通なのねー。
PS そうそう、ゴディバとういろうのコラボした、ウイロバーみたいの最近TVで良く見かけるわー
美味しいのかなー、ちょっと興味あります。
松坂さんのドラマは、オイオイ・・・って感じになって来ちゃった感・・・。
観てましたよ~。
夫のDVか逃れる女性の映画、多いですね。
DVと息子の心情は辛かったですけどラストが明るくて良かったです。
ウイロバー、初耳です!
週末、名古屋駅に行く予定があるので名古屋土産のお店に寄ってみようかしらん。
松坂さんのは「はぁ~」です。
おかあさんのようになりたくない、は娘じゃなくてお嫁さんでしたね。どの口がお嫁さんに説教垂れるのかと腹が立ちましたけど、自分のダブルスタンダードに気づきもしない、普通の70歳のおばあさんを強調したかったのかな。
松坂慶子さんだから演じられる役かも(#^.^#)