ポプラ社百年文庫90
2011年8月 第1刷発行
149頁
五味康祐「喪神」
隠棲した老剣客は諸国に名をとどろかせた妖剣の奥義をひとりの若者に授けます
岡本綺堂「兜」
江戸時代から伝わる古い兜の不気味な来歴
泉鏡花「眉かくしの霊」
木曾路の旅籠を舞台に語られる艶めかしくも恐ろしい話
妖しい血と情念がざわめく三篇
発表されたのは「喪神」が1952年、「兜」が1928年、「眉かくしの霊」が1924年
文面や漢字の多さから読み辛く感じる方が多いかと思います
しかし、そこを我慢して慣れてきたら内面からじわじわしみ出すような「怪」が味わえます
お好きな方は是非どうぞ(#^.^#)
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