「アポロ13」
原題 APOLLO13
1995年 アメリカ
実話に基づいています
アポロ14号に乗る筈だったベテラン宇宙飛行士のジム(トム・ハンクス)
13号のクルーが病気になり急遽ジムのチームが13号を任されることになります
皆で月へ行こうと励まし喜び合う彼らでしたが着陸船操縦士ケン(ゲイリー・シニーズ)が風疹の疑いで降板させられ、急遽代替要員のジャック(ケヴィン・ベーコン)を受入れます
1970年4月11日、アポロ13号打ち上げ成功
彼らは一路、月を目指しますが、途中とんでもないトラブルが待ち受けていました
月へ行くのは無理
地球に戻るとしても生きて帰還できるのか
ハラハラドキドキの連続
実際に生還出来たとわかっているので落ち着いて観ていられましたが、そうでなかったらホント心臓に悪い映画です
管制官、地上スタッフ、絶体絶命の危機から生還する男=トム・ハンクス、クルーたち
誰も彼もお見事ですが、自分には地上でシミュレーションを繰り返し救出に大いに貢献したケンの存在が一番でした
粘り強く諦めない心、ですね
20年以上前の作品ですが打ち上げのシーンなど特撮も色褪せておらず迫力がありました
「シザーハンズ」
原題 EDWARDS SCISSORHANDS
1990年 アメリカ
全編通しての観賞は初めてです
丘の上の屋敷に住む発明家に造られた、人造人間のエドワード(ジョニー・デップ)
残りは人間らしい両手、というところで主人に先立たれたエドワードの手は鋏のままでした
化粧品のセールスで訪問してきたペグに連れられ町に降りたエドワード
ペグの人を差別しない考え方もあり町に馴染み始めますが、ペグの娘、キム(ウィノナ・ライダー)の恋人の悪巧みに端を発したトラブルからまた丘の上に逃げ帰ることになってしまいます
キムとエドワードの恋が切ないです
物悲しいファンタジーであると同時に住人たちの集団ヒステリーの恐ろしさも描きます
最近映画館で観た「サバービコン」を思い出しました
若いジョニデのほとんど表情を変えない中での演技が良かったです
今のジョニデは…ちょっとネ
「ザ・バッド」
原題 THE MAIDEN HEIST
2008年 アメリカ
美術館のベテラン警備員、ロジャー(モーガン・フリーマン)は自分の愛する絵画がデンマークへ送られることを知り、何とか阻止しようと、同じ悩みを抱える同僚のチャーリ(クリストファー・ウォーケン)ーや夜警のジョン(ウィリアム・ホール・メイシー)と共謀し、それぞれお気に入りの美術品を贋作と入替、デンマークへは贋作を送り、本物を自分たちの『部屋』へ展示しようと企みます
良い役者が出演している割にB級っぽくて可笑しかったです
夜警のジョンが裸になってお気に入りのブロンズ像と同じポーズをとるのが、笑えます
それほど入れ込んでいる美術品との別れほど辛いものはありませんよね
出演者たちも楽しんでいたように思えました
ところで、贋作の行先、デンマークの美術館の警備員さん、これで良いのかしら???
「太陽に灼かれて」
原題 UTOMLIOMMYE SOLNTSEM
1994年 ロシア、フランス
1930年代のソヴィエト連邦、スターリンの大粛清をテーマに激動の時代に引き裂かれた男女の悲劇を描いた人間ドラマ
避暑地で若妻のマルーシャ(インゲボルガ・ダプコウナイテ)と愛娘のナージャ、マルーシャの一族と共に幸福な日々を送っている革命の英雄コトフ大佐(ニキータ・ミハルコフ)
ある日、サングラスの髭面の老人が彼らを訪問します
それは、かつて家族同然に親交のあったディミトリ(オレグ・メーシコフ)でした
先ほどまで、仲良く談笑していた相手との立場が一瞬にして変わってしまい殺し殺される関係になってしまうのにはゾッとします
時の権力者には誰も逆らえません
ナージャの無邪気さが涙を誘います
「ある天文学者の恋文」
原題 LA CORRISPONDENZA
2016年 イタリア
著名な天文学者のエド(ジェレミー・アイアンズ)と教え子のエイミー(オルガ・キュリレンコ)は周囲には内緒で親密な関係にありました
ある日、大学で授業を受けていたエイミーのもとに、出張中のエドからメールが届きます
しかし、エドの代わりに教壇に立っていた別の教授から、エドが数日前に亡くなったという訃報を知らされます
驚きのあまり教室を出てしまうエイミー
その後も、エイミーの元にはエドから手紙やメール、贈りものが届きます
エドへの強い思慕を抑えきれないエイミーはエドと家族が暮らしていたエジンバラを訪れます
不倫は不愉快
エイミーが優秀な学生であるにも関わらず、命知らずのスタントマンのバイトをしている理由がわからない
エイミーのスマホマナー悪すぎ
最初のうちはかなり引いて観ていましたが、エドがエイミーの過去を知っていたという事実がわかってから少しずつ面白くなってきました
一般的なラブストーリーかと思いきや、奥の深い物語でした
エドの愛の深さにエイミーが羨ましいとも思いました
でも、生きている者は新たな一歩を始めなければいけないのですね
ジェレミー・アイアンズ、素敵です(#^.^#)
『シザ-ハンズ』は折に触れて観る映画で、
ジョニデ作品の中では好きな映画です。
あのシザーハンズを持ち歩いて、
空港でよくお咎めをうけたようで(笑)、
でも新人の頃なので、俳優だと言っても
信じてもらえず、仕方なくシザーハンズを
出したとか(笑)
そりゃ、お咎めも受けますよね~。
ジョニデらしい逸話です^^
アートアクアリウム展、今年は名古屋でも開催されるようです。場所からして規模は小さそうですが是非行こうと思っています(^_^)/