中村勘九郎 中村七之助 錦秋特別公演2016
日本特殊陶業市民会館
我が家の“日本の古典芸能に親しむ会”
落語、狂言、文楽に続き歌舞伎です
とはいっても本格なものではありません
まずは、歌舞伎初心者にもわかりやすく実演も織り交ぜての説明から
一.歌舞伎塾
歌舞伎の舞台はどのような人たちによって支えられ、どのようにして舞台で披露するまでに至るのか
【草摺引】の曽我五郎時致(立役)と小林妹舞鶴(女方)の二人の拵えを例に立役と女方が出来上がるまでの行程を舞台に楽屋を設置して、スクリーンに映し出しながらの説明です
普段着で現れた立役の中村いてうさんと女方の中村鶴松さん
化粧を施し、衣裳に着替え、鬘を乗せ、曽我五郎時致と小林妹舞鶴になっていきます
その合間合間に、鳴物の説明や、勘九郎さん、七之助さんの近況報告、質問タイムなどもあってとても興味深かったです
そして荒事舞踊『正札附根元草摺』
曽我五郎時政が見えを切るとき両足の親指を立てて力強さを表現すると聞いていたのですが、実際目の当りにして『確かに』
見ているだけなのに自分の足が攣りそうでした(^_^;)
その間に七之助さんと勘九郎さんは拵えの為、裏へ
二.汐汲
七之助さんの登場に館内ため息です
美しいです
色香に溢れています
壇蜜さんなんて足元にも及ばない色香に見惚れました
自分の色気の無さが恥ずかしくなりました
三.女伊達
女伊達とは女侠客のことだそうです
七之助さんの女方とはまた違う勘九郎さんの粋で華やかな江戸女性
男伊達相手に鮮やかな立ち回りをみせ彼らを翻弄します
本格的な歌舞伎も一度は生で観賞したいものです
(ただねぇ~、料金がねぇ~、それにお洋服も考えなくっちゃいけないしねぇ)
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