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吉田篤弘「屋根裏のチェリー」

2023年09月20日 | や・ら・わ行の作家


角川春樹事務所
2021年7月 第1刷発行
2021年8月 第2刷発行
291頁

町の外れにある古いアパートの屋根裏に暮らしている元オーボエ奏者のサユリ
唯一の友だちは、自分の頭の中にいる小さなチェリー
ほとんど引き籠って暮らしているサユリの生活に舞い込んだ200年前に川を遡ってきたクジラの骨が見つかったというニュース
それをきっかけに、サユリの生活に新しい風が吹き込んできて気持ちを前に向かせてくれます
「流星シネマ」と響き合う愛おしい小さな奇跡の物語

終わらないで欲しい、いつまでも続いて欲しいと思いながら読みました
続いて「鯨オーケストラ」が発刊されているようです
楽しみです♪

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2 コメント

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三部作 (todo23)
2023-09-21 16:00:05
この三部作ですが、どうも私はこの『屋根裏のチェリー』が印象が薄くって。一度読んでたのを忘れて、二度目を読んでしまいました。
次の『鯨オーケストラ 』が好きです。

流星シネマ http://blog.livedoor.jp/todo_23-br/archives/23336674.html
屋根裏のチェリー http://blog.livedoor.jp/todo_23-br/archives/32060975.html
鯨オーケストラ http://blog.livedoor.jp/todo_23-br/archives/31939905.html
返信する
todo23さん (こに)
2023-09-22 09:43:45
「鯨オーケストラ」楽しみです。
本書は流星と鯨の繋ぎみたいな位置づけかもしれませんね。

吉田篤弘さん、多作なのに質が高いですよね。
追いつけなくて大変です。
返信する

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