「きみがくれた未来」
原題 CHARLIE St. CLOUD
2010年 アメリカ
【Netflix】
最愛の弟・サム(チャーリー・タハン)を自分が運転していた車の事故で亡くした兄・チャーリー(ザック・エフロン)
罪の意識を持つチャーリーの前に死んだはずのサムが姿を現します
毎日、日没の大砲が鳴る時間に兄弟の日課だったキャッチボールを続けることを約束したチャーリーは、優秀なヨット選手として奨学金を得て大学に進む予定だった自らの将来を犠牲にして墓守をしながらサムとの約束を守り続けています
そんな時、再会したのが高校の同級生でヨットのライバルだったテス(アマンダ・クレー)
彼女との出会いがチャーリーに自分の人生を見つめ直すきっかけになります
交通事故の時、チャーリーを救ってくれた救命士の言葉
『無意味な奇跡はない、生かされているのには理由がある』の言葉を心に一歩前に踏み出すチャーリー
そして、サムもテスも同じように前に進むことができました
気持ちの良い作品でした
「スノーデン」
原題 SNOWDEN
2016年 アメリカ、フランス、ドイツ
【ムービープラス】
アメリカ政府による個人情報監視の実態を暴いた元CIA職員エドワード・スノーデンの実話を映画化
事件は知っていましたが、スノーデンの苦悩、生き様などについては何も知りませんでした
最後には本人も登場
それまでスノーデンを演じてきたジョセフ・ゴードン=レビットの存在感が薄れてしまったのはファンとしては残念でしたが、観て良かったと思える作品です
「ショートウェーブ」
原題 SHORTWAVE
2016年 アメリカ
【ムービープラス】
謎の短波信号によって精神的に支配されていく人々の恐怖を描いたSFスリラー
観る者を驚かせるだけの演出の連続にウンザリ
観ながら、Xファイル拡大版みたいと思いましたが、それもXファイルに失礼なほどのC級スリラー映画でした
「永遠(とわ)に美しく」
原題 DEATH BECOMES HER
1992年 アメリカ
【BSプレミアム】
老いを受容れられず、不老不死の薬を手に入れ、永遠の美しさを追求し争う2人の中年女性(メリル・ストリープ、ゴールディ・ホーン)の姿を描くブラック・コメディ
メリル・ストリープの演技の幅の広さに感心いたしました
2人の間で右往左往する美容整形外科医がブルース・ウィルスなのですが、それこそ目を皿のようにして観てもブルースに見えないのです!
髪があるからか、ずっと情けない表情だからか…
ドタバタの連続ですが、永遠の美を追い求める女性(男性も)の本性をシニカルに描いていて大変面白かったです
「ドリームハウス」
原題 DREAM HOUSE
2011年 アメリカ
【スターチャンネル BS10】
家族との時間を大切にするため仕事を辞め、郊外の家に引っ越したウィル(ダニエル・クレイグ)
しかし、その家では5年前に父親以外の家族全員が惨殺された忌まわしい事件が起こっていました
最初は気にしなかったウィルですが、娘たちが幽霊のようなものを目撃したり、不審な男が家の周囲に足跡を残したり、地下室で若者がたむろしていたり、不気味な出来事が相次ぎます
ただのスリラーだろうと思っていましたが、意外な展開にビックリ
ウィルの正体がわかる中盤まですっかり騙されました
思い返せば、最初から多くの伏線が敷かれており全ての出来事に合点がいきます
記憶に残る作品のひとつになりそうです
その昔、劇場で『永遠に美しく』観ました!
なにせ大好きなメリルとゴールディ・ホーン共演でしたから(笑)
確かにドラマティック・コメディというか、
ドタバタ・コメディの印象が強かったですね(笑)
この当時のSFX技術にも感心しました。
ここ2年ばかり、メリルの古い作品を何本も観ました。味わい深い女優さんですね♪