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横溝正史「犬神家の一族」

2017年03月18日 | や・ら・わ行の作家

 

角川文庫
1972年 6月 初版発行
1995年 9月 改版初版発行
2015年 7月 改版28版発行
414頁

 

 

横溝さん初読
知らぬ人はいない、あの映画の原作
映画でよく覚えているのは、湖面から突き出た2本の足、左清のマスク、松子の自殺、ヨキコトキク、復員兵、程度で細かい部分は忘却の彼方
そういうわけで新鮮な気持ちで面白く読めました

 

終戦後まもなく、信州財界の大巨頭、犬神大財閥の創始者・犬神佐兵衛の遺した遺産を巡って一族の間に起こる凄惨な連続殺人事件と、それを予見していた顧問弁護士に協力を求められた金田一耕助の活躍を描きます
突っ込みたい部分はありましたが、あの時代ならではのシチュエーションを現代に置き換えては興醒めですよね
連続殺人事件を複雑にしたのが、忘れてはいけない『戦争』
これもまた悲劇です
それにしても青沼静馬と母親は気の毒過ぎやしませんか?

 

 

Amazonで「犬神家の一族」を検索したらラバーマスクなる物が出てきました~(@_@)

 


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