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吉田修一「最後の息子」

2019年09月08日 | や・ら・わ行の作家
文春文庫
2002年 8月 第1刷
2017年12月 第17刷
245頁

「最後の息子」
オカマの閻魔ちゃんの部屋で居候暮らしをしているイケメン
タイトルの意味がわかる終盤、複雑な思いがしました

「破片」
酒屋を経営している父と次男、東京で暮らす長男
母親は次男が10歳の時、豪雨による濁流にのまれて亡くなっています
読後感はあまり良くなかったですが、それで記憶に残りそうです


「Water」
全国大会を目指す高校の水泳部員たちの青春物語
わかりやすく、読後は爽快
映像で観たいと思ったら吉田さん監督で映画化されていました
探して観たいです


「Water」が一番好き♪ 
吉田さんは、まだ「横道~」「続横道~」「路」の3作しか読んでおらず「最後の息子」「破片」の暗く湿った部分が苦手と思ってしまいました
「悪人」も読んでみようかしらん


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4 コメント

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私もです (Todo23)
2019-09-08 16:20:12
吉田さんの作品には酒場とかヤクザを描いた、例えば『長崎乱楽坂』の様な作品があり、私もどうも苦手です。
『悪人』も良いですが『初恋温泉』(なんだか照れくさい題名ですが)なども良いかもしれません。
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Todo23さん (こに)
2019-09-11 08:05:54
奥田英朗さんや荻原浩さんのダーク系は読めるので、もしかしたら大丈夫かとは思っているのですが躊躇しています。
「初恋温泉」φ(..)メモメモ。
紹介ありがとうございました。
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Unknown (latifa)
2023-08-23 14:06:57
こにさん、今 読み終わったところです

確かに 湿った感じね
横道は私が一番好きな 吉田さんの作品で
他に「悪人」とか もっと暗い感じのお話も多い 印象です

ウォーターが映画になってたとは知りませんでした

バーニーズを呼んだら まとめて 感想 アップします
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latifaさん (こに)
2023-08-23 17:15:50
感想、お待ちしてます!
映画「Water」、機会があるごとに探しているのですが今のところ見つかりません。本でいえば廃版状態なのかなぁ。
吉田さんの「悪人」
有名すぎて触手が伸びないです('_')
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