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映画・ガーンジー島の読書会の秘密

2019年09月02日 | 映画(海外)

原題 THE GUERNSEY LITERARY AND POTATO PEEL PIE SOCIETY
2018年 イギリス、フランス
【センチュリーシネマ】

 

第二次世界大戦後、ロンドンに暮らす作家・ジュリエット(リリー・ジェームス)の元に一通の手紙が届きます
差出人はイギリス海峡、チャネル諸島のガーンジー島に住むドーシー(ミキール・ハースマン)という男性で、ガーンジー島には本屋がないのでロンドンで購入して送って欲しいというものでした
何度か手紙のやり取りをするうちにドーシーたち島民が、ドイツ占領下時代にあっても読書会を立ち上げて心の支えにしていたことを知ります
読書会に関する記事を『タイムズ』に書こうと島を訪ねるジュリエットでしたが、読書会のメンバーの中にはジュリエットに対し好意的でない人もいました

 

イギリス海峡のチャネル諸島がドイツ占領下にあったこと
知りませんでした
映画で学ぶ歴史です
地図で確認しましたが、イギリスよりフランスに近いですね

 

本作の主人公・ジュリエットもロンドン空襲で両親を亡くしていますが、占領下時代のガーンジー島民の酷い体験までは知らなかったようです
本を通した人と人の交流を描くものと思って観賞しましたが、それだけではなく反戦や人を心から思うことの大切さなども描かれており、とても心温まる内容でした

邦題にある“秘密”から受ける緊迫したものは柔らかめです

余韻を残すラストは良かったのですが、そこに至る終盤の展開にはやや不満が残りました
でも、結果オーライ、かな^^

 

ガーンジー島といえば、フィッシャーマンセーター=ガーンジーセーターを思い浮かべます
ドーシーの着ているセーターが普通のメリヤス編みでガーンジー模様が入っていなかったのは物凄く残念!
(画像4枚目のネイビーのセーター)

 

 

 

 

 


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