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いしわたり淳治「うれしい悲鳴をあげてくれ」

2014年11月20日 | あ行の作家

 

ちくま文庫
2014年1月 第1刷発行
2014年9月 第8刷発行
解説・鈴木おさむ
355頁
 

 

小説とエッセイが合せて55本収録されています

 

 

小説から気に入ったのは
政府による少子化対策「さみしい夜は」
想定外の新説「大きな古時計の真実」
人の思い込み「偶像崇拝」
実際に使われているのではないか「密室のコマーシャリズム」

 

エッセイからは
あるある「笑ってはいえない温泉宿」
実話「殺人タクシー」
たとえ話「空き巣さんいらっしゃい」

 

解説の鈴木おさむさんは森三中・大島さんのご主人です
解説からも、笑い、哀しみ、面白いことを日々探しながら暮らすお二人の様子が見えてくるようです

言葉、物語が紡ぎだす笑い、恐怖、思わず膝を打ちたくなるような真理(ではないかもしれないけれど)
ユニークです

気楽に楽しく読める
しかしどこかシュール

お薦めします♪

 

 


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