ぽかぽか
法事に持参するお供えのお酒を、町内の酒屋に頼む、と言うので家のヒトに任せた。
以下、家のヒト曰く。
お供え用に熨斗をお願いすると、おかみさんがテーブルに筆と硯を出し、墨を流した。
最近はプリンタで印刷する店が多いけど、直筆で書いてくれるんだ。
と思いながら見ていると、おかみさんが奥の部屋から、大おかみ・・・風の高齢の女性を連れてきた。
おお。なんというかこの、大物書家感だだよう雰囲気。
流石だ、どんな達筆で書いてくれるのだ、とワクワクしながら見ていると。
・・・・・・・・・・・・俺が書いた方がマシかも・・・。
絵にかいたような見掛け倒し。
というより、キャストがよぼよぼのお婆ちゃんなので、最早コント。
ドリフならヽ(・ω・)/ズコー となるところだ。
羨ましい。そんなオイシイ場面に遭遇した家のヒトが本当に羨ましい。
まあ、その熨斗は上から包装紙で包まれてしまったので、真の腕前は分からないのだけど。