むーん(爪切り中)
昨日は家のヒトは市の特定検診の日。人間ドック的な。
あーゆーのって、ファイルみたいなのを渡されて、検査の部屋を順番に回って、
行く先々でファイルを提出して、検査が始まるのを待つ、みたいな感じじゃないですか。
家のヒトも、クリアファイルに入ったカルテを手に検査室を回っていたのですが、
ソファに座って次の検査を待っていると、隣のご婦人が「あら、ファイル渡すの忘れてたわ」と言いながら、カルテを看護師さんに渡すところを見たそうな。
暫く待っていると、受付の人が「〇〇さーん」と男性の名前を呼んだ。
すると、その〇〇さんと思わしき男性が「いや、この人(ご婦人)が先に待ってたから、お先にどうぞ」と順番を譲ろうとしたらしく。
しかし看護師さんは「カルテを出した順番ですから、〇〇さんが先です」と、変更に応じない。
おそらく、この手の順番待ちに関して、これまでいろいろなトラブルが起きたんだろう、そういうのを先回りしたルールになっているのでは、と考察。
しかし「(ご婦人は)せっかく先に来て待ってたのに申し訳ない」と男性も譲らない。
ご婦人も「ワタシがカルテを出すのが遅かったんで、いいんですよ」とこちらも譲らない。
まるでレストランのレジで繰り広げられるおばちゃんのお支払い合戦のように。
いやー、これで余計に待ち時間が伸びるんだけどなぁ・・・と微妙な空気が漂い始めると、
看護師さん「わかりました」。
お?どうするんだ?
看護師さん、待っているお客さんひとりひとりに「この方(ご婦人)が先で良いですか?」と確認に回り始めたのだと。
まあ、そこまで言われて「何だとーー!!」と怒り出す人も居ないし(いや、怒り出す人が居るからトラブルになるんだろうけど)、
結局、満場一致でカルテを出し忘れたご婦人の順番が先になった。
「カスハラ」が問題になっているように、特に医療関係は待ち時間とか医者の対応とか、トラブルには敏感になっているのかも知れんなぁ。
こういうことも、ちゃんとマニュアルとかルールが出来てるんだろうな。職員さんも大変だわ。