2002年公開
スタッフ・キャスト
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レオナルド・ディカプリオ
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トム・ハンクス
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クリストファー・ウォーケン
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マーティン・シーン
解説
60年代、16歳から21歳までの間に、パンアメリカン航空のパイロットや医師、弁護士に偽装し(弁護士の資格は本当に取得した)、1960年代に世界各地で小切手偽造事件を起こし26カ国で約400万ドルを稼いだ実在の詐欺師フランク・アバグネイル。
彼の若き日々を、その犯罪の裏にある破産した父親への愛も含めて、スピルバーグ監督が軽妙なタッチで描写。
17歳のフランク役をレオナルド・ディカプリオ、彼を追うFBI捜査官役をトム・ハンクスが演じて人気俳優が初顔合わせ。
なお、トム・ハンクス演じるFBI捜査官カール・ハンラティは実在の人物ではなく、彼を追い、また更生の手を差し伸べた複数の人物をモデルとした創作である。
主人公の父親役でクリストファー・ウォーケンが共演。
劇中に1960年代のヒット曲をちりばめている。
フランクの父を演じたクリストファー・ウォーケンは、アカデミー賞助演男優賞にノミネートされ、英国アカデミー賞では助演男優賞を受賞した。
あらすじ
高校生のフランク・W・アバグネイルは尊敬する父が母と離婚すると聞き、ショックで衝動的に家を飛び出してしまう。
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お金があれば父と母の仲もまた元に戻り、幸せな生活を取り戻す事が出来るとフランクは考えていたのだ。
- 最初はなかなかうまくいかなかったが、大手航空会社のパイロットに成りすますと誰もがもののみごとに騙された。
- これに味をしめたフランクは小切手の偽造を繰り返し巨額の資金を手に入れるのだった。
- 『空のジェームスボンド』と呼ばれるようになるフランク。
その後FBIに嗅ぎ付けられるようになり、その度に職業、名前を詐称していった - 一方、巨額小切手偽造詐欺事件を捜査していたFBI捜査官カール・ハンラティは、徐々に犯人に迫っていくのだったが…。
- 二人には奇妙な友情が芽生え始めていました。
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時は流れ、フランクはフランスに滞在していました。印刷機を使って倉庫で詐欺のための印刷を行っているところにカールがやってきました。
いよいよ追い詰められるフランクでしたが、心なしかどこか嬉しそうにも見えます。そして『捕まえられるものなら捕まえてみな!』とおどけて倉庫内を逃げ回ります。
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カールは外にはフランスの警察も大量に来ていると嘘をつきフランクを逮捕しました。
監獄に入ったフランクでしたが、カールがやってきてアメリカに連れ帰りました。
しかしアメリカに向かう飛行機の中で、フランクは最愛の父親が他界したことをカールから聞きます。
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気が動転したフランクはトイレに入るとなんと飛行機が着陸している最中に脱出してしまいます。
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逃げ出したフランクは母親の家を訪れますが、母親は新しい家庭を幸せそうに築いていて可愛い少女もいました。
- 窓からその様子を見ていたフランクを追いかけてきたFBIが確保しますが、フランクはもう逃げようとはしませんでした。
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フランクが天才詐欺師だという事は周知の事実で、フランクはその才能を詐欺を見抜くことに活かします。
もちろん厳しい監視の元ですが服役しない代わりにFBIで小切手詐欺の捜査に協力します。
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