ヤマトオーディオとインプレッサGT7

やったー‼️遂にシアタールーム完成‼️
観る映画はSFとアクション、アニメーションのみ‼️
オーディオその他趣味

Victor XL-Z711

2024-12-20 16:55:00 | オーディオマニア
 ついに手に入れた、ビクターの手に入りやすいCDプレイア―の最高峰。
 初見の音出し状態確認で思わず感嘆の声が出てしまった。
 出力音量の多さ、高音の清浄感、少ないがしっかりとした硬い充分な低音。
 参りました。

 ディスクトレイの動きが悪いな。
 クランパーはメンテナンスしやすくする為か跳ね上げ式。
 これは助かる。
 出たトレイの下、前面側左を見ると白化したゴムベルトが見えた。

 こりゃ駄目だ。
 クランパー下、左のレーザーピックアップ駆動用のモーターとシャフトを見るとゴムベルトの細長いのが取り付けられている。
 ボンネットボルトが緩かったのはこれか。
 交換してるね。
 この時にはまだトレイの動作は良かったんだな?

 基板上すべてのコネクター接続部と、可変抵抗に接点復活剤を塗布し、レンズをクリーニングした。
 再び試聴するとその凄さに関心する。
 アナログ出力回路を見ると、PCM56Pが2つ見える。
 その隣にオーディオグレードコンデンサーがある。
 RCA出力回路はスチールケースに囲まれている。
 中を見るとコンデンサーが左右それぞれ2つ見えた。
 これな何だ?

 ボンネットは何と3ミリ厚のスチール製であった。
 これの制振効果はバツグンだろう。
 制振と言えばクランパーの上部に鉛テープを貼り付けた。
 
 トレイはプラスティック製だが、ディスク置きが収まると同時に降下して読み取りポジションに固定される方式だ。
 これは後々抵抗が高くなって再生出来なくなるかも知れない。
 CDP―710ではこれが障害となって、スムーズな再生が出来ないでいる。

 動作、音質は申し分ない、
 特に音質に関しては期待以上であった。
 しかし問題は残っている。
 それは臭いだ。
 タバコ臭い。
 煙が内部にまで入り込んだのだろう。
 冷却ファンも無いのに内部に侵入するとは。
 どんな環境に置かれていたのか。
 この臭い除去に関して作業して、ボンネットが傷だらけなので塗装して実用となるな。
 臭い、困った。

 メラミンスポンジとタバコ臭い用クリーニング剤を買って来た。
 筐体の外側をクリーニングして行く。
 ボンネット、底部裏側、前面パネル、後部接続部、左右側面。
 側面の半分下は筋がデザインされているので、クリーニングしずらい。
 ボンネットはクリーニングしたら光沢が戻った。
 底部裏側のプラスティックカバーも綺麗になった。

 ここまでヤニが付いていた。
 どうやったらこんなになるのか。
 インシュレーターはプラスティック製。
 アルミ製にアップグレードしても良いね。
 この裏側カバーの中はどうなっているのかな。
 CDP―555ESDのGシャーシ的な構造になっているのだろうか。
 筐体の内側、基板やトランスが収まっている内部も臭い。
 アルコールでも噴くか。

 アルコールで拭いた。
 綿棒に無水アルコールを吸い込ませて、すべての基板の表面を拭き掃除した。
 黄色いヤニが付いて来た。
 そうやって行とヤニ臭さが軽減して行く事が判った。
 そうなるとヤニ臭さの元凶が判明して来る。
 ヤニ臭さの発生源はメイン基板と表示操作基板とをつなぐフラットケーブルにある様だ。
 フラットケーブルを外しウェスと無水アルコールで拭き上げる。
 ヤニ臭さは減ったがまだまだ放っている。
 この後はヤニ臭さの臭い分子にアクセスするしか方法が無い。
 最終兵器はオゾン発生器だ。

 オゾン発生器でのヤニ臭さ脱臭大成功。
 小さいオゾン発生器だから数時間かけて放置した。
 明日また時間を掛けてオゾン脱臭を行う。

 今日は約5時間オゾンに晒したら、完全にヤニ臭さは除去された。
 大成功だ。
 問題はまだある。
 トレイが出て来ない。
 モーターは動いている。 
 トレイの複雑なディスク下降機構が障害となっている様だ。
 どうするかな、シリコンオイルを塗り込んでも解消しない。
 経年劣化でモーターのトルクが落ちているのか?
 元のゴムベルトに戻してみる?

 どうせまだ実用が出来ないのなら、インシュレーターを交換してしまう。
 直径60ミリの削り出しインシュレーターなんて売ってないので、手持ちの40ミリタオックに交換する。
 プラスティックインシュレーターよりやはり鋼鉄インシュレーターだよね〜。

 トレイの出の動作不良。
 駆動ベルトを2本にして走らせたら、見事に出て来た。
 どうやら細い一本では力が足りなかった様だね。
 これで一つ解決した。
 インシュレーター何とかしたいのだが。
 
 それにしても711はメンテナンスしやすい。
 ディスクトレイが外しやすい、ディスクトレイを外すとトレイ駆動用ゴムベルトが交換出来る。
 レーザーピックアップ駆動用ゴムベルト交換にはドライブユニットを裏返さなければならないが、ドライブユニット固定用ボルトにもアクセスしやすい。
 レーザーピックアップレンズがクリーニングしやすい。
 ディスククランプのプラスティックバネを外すして跳ね上げられる。
 これはメンテナンスする者にとっては最高だ。

 インシュレーター交換は止めた。
 インシュレーターは底部シャーシブロックと一体となっているからである。
 でもやり方に因っては交換も可能かも知れない。

 実用化開始。
 やっとリスニングする時間が出来た。
 やはりこれは凄いよ。
 名機と言わしめる音だよ。
 クリーンでそれでいてシッカリとした音。
 2つのノイズシェイピング技術の賜物だね。
 疲れない音。
 正にこれだ、それでいて寂しくない情報量。
 手に入れて良かった。

 トレイが出ないので、やっと意を決して再び修理をした。
 トレイ開閉用のモーターから駆動ギアまでのベルト。
 重い天板を外して、ベルトを見たらオイルで光っていた。
 シリコンオイルが時間経過と共に伝わったのだろう。 
 早速ベルトを外す。
 この修理の為に買って置いた18ミリ径から21ミリ径のゴムベルトを掛けて行く。
 18ミリは良さそうだが動きが悪い。
 どうやらベルト自体が太過ぎるのだ。
 着いていたゴムベルトのオイルを拭き取って付けて見たがやはり正常に動かない。
 トレイ内部のロック機構解除の為にある程度の力が必要なのだ。
 それには適度な抵抗が必要だ。
 ベルトの太さ、径、材質。
 簡単には行かない。
 
 行き詰まりかな?
 新たなゴムベルトセットを買うか?
 と思ったのだがある物を思い出した。
 そこで以前買って置いたオレンジ色のウレタン線だ。
 これはベルト補修用に買って置いた物。
 リング状にするには熱して溶解接着しなければならない。
 トレイ駆動のモーターとギア間を測ると約37ミリだった。
 リングだから2倍して70ミリで1.5ミリ太さのウレタン線を切り、ハンダゴテで溶解させて接着。
 取り付けて試動。
 トレイ出る動作は速くなった。
 収めるとカチッと音がしてリーディングを始めた。
 動作は完璧だ。
 修理完了。
 手作りベルトは寿命が短いので、交換用ベルトをもう一つ造り実用化へ。

 12月、凍る程の寒さの中、ヤマト音楽を聴こうとディスクを入れたら異音が発生。
 リードしスタートするとディスプレイの表示がチラチラ走る。
 こりゃ駄目だ。
 寒くなるとその機器の弱点が現れる。
 再びメンテナンス開始。
 とりあえずグリスアップ。
 リードし再生を始めるが4曲目から先に行かない。
 レンズ移動用ゴムベルトが
原因だ。
 触るとヤワヤワだ。
 買っておいたゴムベルト群の中から色々試したが駄目。
 形が固定された付いていたゴムベルトをバーナーで温めてみた。
 形が丸に戻った。
 切れていない。
 これを再び付けてみる。

 大成功だ。
 7曲目も9曲目もジャンプできる様になった。
 形が固定したゴムベルトは熱すれば元に戻る。
 これは大発見だ。

Pioneer BDP-LX91

2024-12-20 12:25:00 | オーディオマニア
 2008年製定価40万円。
 パイオニアブルーレイディスクプレイアーのフラッグシップ機。
 その中古を10分の1の値段で手に入れた。
 UHDではない、普通の1080。
 外観は非常に綺麗。
 内部はそれなり。
 左にトロイダルトランス、その隣りに見えるのは多チャンネルアナログ出力回路。
 この物量、流石フラッグシップ、ハイエンド。
 ステレオだけ聴いてみたが、その音はかなり力強かった、量感が凄い。


 CDとDVDは再生出来た。
 だがBDは認識しなかった。
 リードしない。
 ドライブユニットは基板の下にあり、しかもスチールケースの中にある。
 レーザーピックアップに辿り着くのは時間が掛かる。
 それをやらずに解決する方法が一つある。
 レンズクリーナーだ。
 取り敢えずこれを走らせてみよう。

 何とこのモデルのボンネットは二重構造だった。
 これは凄い。
 アルミ化粧天板の内側にスチール天板の二重構造。
 天板は叩くと鳴いてしまうので、鉛テープを貼り付けた。

 クリーナーでディスクリードされるのを祈る。

 試しにアベンジャーズのBDを二枚借りて来た。
 すると認識するではないか!
 二枚ともリードしたりしなかったり。
 やはりレンズが汚れている。
 昨日リードしなかったすずめの戸締まりは、読み取り面が白かった。
 これは印刷面が白く印刷されていたからだ。
 対してアベンジャーズの読み取り面は黒い。
 印刷面は暗い青。
 どうやら読み取り面は黒い方がリードに最適らしい。
 けどこれではこまるね〜。
 どんな条件でもリードしてもらわないとプレイアーとは言えない。
 まあ、レンズ汚れさえ除去できれば白いディスクもリードする筈だが。
 まあ、これでホッとした。
 レーザーピックアップは死んでいなかった。
 レンズクリーニングさえすれば問題なく使える事が判った。
 それにしてもこの重量感。
 最高だよ。

 ディスク型のレンズクリーナーを5回走らせたけど、変化無いなー。
 直接綿棒で汚れを拭き取らないと駄目だな。
 それでもリードするので、ラックに設置した。
 ディスクをセットして再生。
 1080P45fsに設定。
 60fsではないが、画質は最高だ。
 買って良かった。

 本体が綺麗な割に、リモコンの使用感に経年劣化が甚だしい。
 セットアップボタンが反応しない。
 最悪じゃん。
 直接設定ボタンで何とかなったけど。
 リモコンの接点復活の為に分解したが、どうかな。

 リモコンは接点クリーニングして復活した。
 同時に中古の同型リモコンを買った。
 リモコンは劣化が早いね。
 似たような物はあるものの、全くの同型は少ないね。
 無論似た物でも使える事は確かだ。
 同じメーカーのリモコンでもテレビのリモコンは使えない。
 ブルーレイプレイアーにはブルーレイプレイアーのリモコンでないと使えない。
 赤外線の周波数が違う。

 BDを全然読み込まないので、分解レンズクリーニングしてみた。
 天板を取りはずし、サイドモールを取り外す。
 更に2枚目の天板を取り外す。
 すると電源制御基板と多チャンネルアナログ基板が現れる。
 フィルムケーブルとトロイダルトランスからのケーブル束2つを基板から外す。
 パーティションを取り外す。
 基板はスチールフレームに取り付けられているのでこれごと取り外す。
 ボルト7本で取り付けられている。
 同時に裏側接続部のアナログRCAジャックを固定しているボルトを取り外す。12本。
 すると難なくフレームと共に基板が取り出せる。
 ドライブが露わになる。
 ドライブは4本のボルトで固定されている。
 電源ケーブルカプラーを外し、フィルムケーブルを取り外す。
 この前に電源投入しトレイを出して装飾ベゼルを外しておかないとドライブは取り出せない。
 ドライブを取り出すと、フィルムケーブルが出ている基板が不安定になるので外してしまう。
 この基板とドライブとの接続は、PCで普通に使われているSATAなので見慣れているだろう。
 外しても何ら問題が無い。
 両面テープで固定されている?
 40万円機でこれか〜。
 ドライブの上面を鏡面仕上げの制振プレートが固定されているので外す。
 側面の固定用ステーを外す。
 ステーにはLRの刻印があるので間違いは起きない。
 ドライブはスチールのフレームカバーと、ドライブ本体のプラスティック部となっている。
 レンズはこの状態では見えない。
 スチールカバーを取り外すのだが、固定ボルトとかは無い。
 意を決して力付くでスチールカバーとプラスティック本体を剥がして行く。
 見事にスチールカバーは外れレンズが現れた。
 レンズは2つ、赤と青用のレンズ。
 これをクリーニングした。
 逆の手順で戻して行って終わり。
 一つ一つ確認しながら戻して行かないと、二度手間三度手間となっしまう。
 私はドライブ本体の前面部プラスティック部品を逆に取り付けてしまったので、やり直した。
 次にドライブから音声処理基板へのフィルムケーブルを差し込まず天板まで戻してしまったので、やり直した。
 レンズにたどり着くまで大変だが効果はあるのかな。
 まだ確かめていない。

 ゲオでレンタル外れのブルーレイディスクを買った。
 2001年宇宙の旅とブレードランナーだ。
 どちらも問題無く認識、再生してくれた。
 パイオニアのプレイアーは他メーカーと較べて再生まで時間が掛かる様だ。
 内部の様子は定価40万円と言うにはいささか安上げな部分もあったが、何とかそれを確認して行きたい。

 ブルーレイディスク、2001年宇宙の旅とブレードランナーは再生できた、しかしデューンリメイクは認識しなかった。
 ディスクに因って差異がある様だ。
 ブルーレイレーザーの出力が弱いかも知れない。

 ディスクドライブユニットはシャープ製らしい。
 シャープ製ブルーレイレコーダーに多く搭載されていたらしい。
 そのレコーダーもある程度次期が来ればブルーレイディスクを認識しなくなる。
 これは設計ミス、コストダウンし過ぎの弊害ではないか。
 ドライブユニットだけの原単価は1000円くらいではないか。
 パソコンユニットの使い回しで。
 かつてのCDプレイアーのドライブユニットは、モデルシリーズ専用設計であった。
 だから堅牢だし、信頼性が高く、修理が可能だった。
 しかしこのドライブユニットは修理が難しい。
 安い部品のかたまりなので、壊れたら修理出来ない。
 万全なユニットを探して交換するしかない。
 パソコン型ドライブユニットを、今後箱型ドライブユニットと区別する事にする。

 現在装備されている箱型ドライブユニットがこれ。

 この対応の為にヤフオクで10個セット送料込み3000円で買った箱型ドライブユニットがこれ。

 型番がちょっと違うだけ。
 重さはこちらの方が重い。
 上の物は軽量化されたモデルかも知れない。

 ハードオフで、ドライブユニットBDR―L04SHが沢山ジャンクとして売られている事に気付いた。
 その箱を良く見ると同じ形のユニットが。
 型番を見るとL05となっていた。
 これは次期モデルか。
 外装は全くの同一、上面だけ設計が違うのみ。
 インストール出来そう。
 L04よりやはりL05だよな。
 必ず改良されている。

 ピックアップユニットの経年劣化に因り、ディスクを選ぶプレイアーに成り下がった。
 今日海獣の子と言うアニメーションがめでたく認識され、導入以来初めて映画鑑賞となった。
 映像も然ることながら、音も凄かった。
 やはり8004より上、別格であった。
 鑑賞する時はまずLX91でリードさせてみて、駄目だったら8004で鑑賞する、と言う事になりそうだ。




CDP-337ESD TDA1541

2024-12-15 12:44:00 | オーディオマニア
 苦難の末にやっと手に入れた。
 CDPー337ESD。
 DACは無論TDA1541。
 制振材が貼り付けられていて、刻印が見えない。


 名機との呼び声も高い高音質機。
 ディスク読み込み、再生も出来たので、やる事はトレイベルトの交換だけだ。
 底部からのアクセスではトレイベルトには触れない。
 ディスクユニットを取り外さねば駄目だ。
 ゴムベルトが硬化し形状記憶していた。
 二本交換しトレイの動きは正常になった。
 ついでにピックアップレンズの磨き、可動部のグリスアップ完了。


 底板は鋼板の二重構成。
 Gシャーシの代わりにこれが採用されたか。
 コスト削減だな。
 ドライブユニットは専用基盤フレームに取り付けられていた。
 電源はトランス一個。
 何とフューズがソケットではなく、半田付けされていた。
 これどうかと思うけどね。
 切れるのは50年に一度の予想なのか?

 ボンネットにはフェルトの様な薄いシートが、基板上に貼られているだけだ。
 だから鳴く鳴く。
 制振デッドニングは必須だな。
 制振材処理してから本格使用する。

 ボンネット側面内側に鉛シートを貼り付けた。
 上面が傷だらけだったので、足付けし、マットブラックに塗装した。

 演奏を楽しんでいたら突然音が出なくなった。
 RCAケーブルを差し替えてみたが、どうやら原因はプレイアーにある様だ。
 ディスクは読み込み、演奏進行も正常。
 音声出力回路に問題か?
 これは参ったな。
 名機なだけにこのトラブルは辛い。

 今日メンテナンスするつもりで、試聴してみたら何故か一枚通して聴く事ができた。
 何だろうなあの夏の症状は。
 暑かったからか?
 それともオイルとか接点復活剤が馴染んだからか?
 まあとにかく名機存分に楽しもう。

 演奏を始めて、6曲目辺りかな。
 そこら辺の演奏時間に差し掛かると、何故か音が途切れてしまう。
 時間は進んでいる。
 だからしっかりピックアップはCDを読み込んでいる事は確か。
 なのに音が出て来ない。
 こりゃどう言う事だ。
 外観は奇麗なのに、内部が駄目だ。
 考えられる故障箇所とすれば、RCA出力基板かな。
 コンデンサーの液漏れとか蒸発。
 仕方ないから内部を見てみるか。
 音は良いんだよ。
 ピックアップ、ドライブユニット共に問題無し。

 音声出力回路上のリレーに接点復活剤を吹いてから十数日放置。
 今日試聴した。
 全曲演奏完了。
 よしよし。

MARANTZ BD-8002

2024-12-14 10:33:00 | オーディオマニア
 フラッグシップレベルのブルーレイプレイアー。
 定価33万円。
 フルハイビジョンレベルで充分なので、これで映画を観る。
 既に所有のUD―8004の前モデルの位置づけかな。
 マランツブルーレイプレイアーは時間が経過しても変わりなく使えるのが良い。
 パイオニアのドライブの劣化はひど過ぎる。
 ソニーの5000ESも購入する予定だが、こちらはどうなのか。

 何とかディスクドライブに辿り着いた。
 ディスクドライブは専用設計。
 スチールの箱に包まれている。
 これを取り出すのに苦労した。
 トレイ前面部のバネ入り緩衝部が外せず難儀した。
 前面パネルごと外し、ドライブを下方向にひねったら緩衝部が外れたのだが、やはり一部破損させてしまった。 
 片方のバネの固定爪が折れてしまった。
 バネを変形して隣のボルトに固定した。
 経年劣化でプラスティックも柔軟性が失われている。
 スチール箱上下を外すとレンズが現れる。
 レンズクリーニング。
 トレイ可動部はゴムベルトではない様だ。
 ギア駆動らしい。
 シリコンオイルを塗布する。
 トレイ関係の可動部すべてにシリコンオイルを塗布した。
 これで動くかどうかわからないが、やるしかない。
 これ以前に起動用タクトスイッチが不通になっているので、交換しないと完成ではないな。

 接点には接点復活剤を吹いている。
 冷却ファンが無いなと思ったら、ファンはメイン基板の下部横向きに付いていた。
 その為ボンネットの横左右にスリットが開けられていた。
 そのお陰で内部がホコリだらけだ。

 タクトスイッチの接触不良だと思って交換したが、電源系の不良は改善しなかった。
 再生ボタンを押すと稼働する事は分かったが、ドライブが動かない。
 ドライブへ電源供給せれていないのか?
 試しにディスクを入れてみたが読み込みする気配さえ無い。
 どうやら電源系が駄目な様だ。
 と言う事で8002は御臨終、お蔵入り。
 おつかれさんでした。




TEAC A-450 STEREO CASSETTE DECK

2024-12-12 21:45:34 | オーディオマニア
 VUメーターが欲しくて購入。
 ジャンクだったから550円。
 もう50年も前のデッキなんだろうね。
 でもドルビーはクロムまで対応出来る。
 カセットドライブは不動。
 ポーズボタンが戻らない。
 カセットドライブが不動の原因はドライブのベルトが切れているから。
 凍る様な冬が来たら、その機器の弱点が現れる。
 このカセットデッキは、それまで無音で回っていたモーターから異音が出始めたのだ。
 早速底蓋を外してモーターの電源ケーブルを探す。
 モーターは大きな物が付いている。
 モーター用の3本ケーブルらしき束が黒いチューブで守られていて、それがモーターに近い穴のあるスチール板の下へ潜っている。
 これだ。
 その3本ケーブルの端が端子台にハンダ付けされていた。
 オレンジ、茶、黒のケーブルだ。
 オレンジを外したがモーターは動く、茶を外したらモーターは動かなくなった。
 これで異音も出なくなるし、消費電力も減るだろう。
 VUメーターだけを活かす。