完動品を手に入れた。
苦節約3年。
マルチビットCDプレイアーの音に惚れ込んで買い漁り始めて、もう3年が経過したか。
いつの間にかそのゴールはVRDSになっていた。
1ビットよりマルチビットDACに惹かれる私。
普通のディスクドライブ機構より、アイディアが溢れているドライブ機構に惹かれる私。
マルチビットDACと特殊ドライブ機構のTEACが、そのゴールになるのは必然であったのだ。
さて、来年は良いCDリスニングの年が始まりそうである。
これで我が人生に於いて、オーディオの趣味は一区切り。
終了とする。
後は好きな音楽を聴くのみである。
50のインシュレーターは7個装備されている。
何の装飾も無い4つのインシュレーターと、三点点接地支持のインシュレーターである。
新品購入なら点接地インシュレーター用の、受け点接地インシュレーターが付属した筈だが、中古なのでこれは失われていた。
だが我がラックに入れる段階で、これは不可能だと言う事が分かった。
無装飾インシュレーターの時は、点接地インシュレーターは微妙に隙間があるのだ。
やっと鑑賞する時間が出来た。
年末年始と寂しさから気力が出なかった。
音は最高。
ディスクはヤマト交響曲。
NHK交響楽団と羽田健太郎氏の組み合わせのアルバム。
聴いてみればこのアルバムCDは3枚目であった。
何回聴いても最高だよ、この交響曲は。
音質は最高。
流石のマルチビットDAC。
24ビットで、ビット間の失われた音を補完する理論プログラムが有効に効いている。
旧いCDでも余裕で高音質だ。
スピーカー固有の嫌味も消えた感じで鳴っている。
これは良いね。
再生機器の性能でスピーカーの性格も変わるんだね。