献体考。

ある方のブログを読んでいて「献体」の文字にハッと息を呑む。

10年前に亡くなった父親の遺言を私は果たしていない。
元気な頃から父は献体をするように手続きをしていた。

何人かの同意書がいるのだが長男からは同意が得られなかった。
兄嫁の反対にあったからだ。
兄夫婦の離婚の危機まで話が進んでしまったらしい。
なので他の人に頼んだ。

それ以来兄の所とは疎遠になった。

父は当然私が看る事に。
担当医は私の古くからのお友達だった。

その先生は献体に反対だった。
友達だからだったのだろうか？「ちゃんと送ってあげよう」と言われた。

聡明だった父の頭が少し危なくなった頃
「お父さん・・・・献体せんよ」
「なんで？」
「あのね・・・○○先生がね年寄りの身体要らんって。若いんなら良いってよ」
「ふ～～～ん。そうかね」

それでその会話は終わってしまった。
献体はしなかった。
何故？今でも分からない・・・・

葬儀も密葬で家族だけで送った。

葬儀も必要ないと言っていた。
戦地でで死んだ仲間は無残な事になっている。
それを思うとする事は無い。残された者の気持ちだから・・・自分は必要ない

。。。。。

この「残された者の気持ち」
いまだにこれで良かったのか？と自問している。

夢でも良いから知らせて欲しいと思うのだが・・・・
10年間一度も私の夢には出てこない。

私の子供（孫）にはよく出るらしいが・・・




悪そうな愛ちゃん。



オムツの愛ちゃん。
大きな態度だけど・・・捨て犬なんだよ～(*^_^*)


pipi。


pupu。





山口県出身のあさみちゆきの曲。