こんばんわ。子育てネット事務局です。
大変お待たせいたしました。働くママの座談会1の続きです。
司 会:話を聞いていて、やはりみんな「ジェンダー」=女は家庭を守る、夫は外で働くっていうのをひきずっていると思う。それができないと、罪悪感を感じたり。潜在的に夫に認められたいという気持ちがあって頑張りすぎちゃったりしてるところがあると思うのだけど…。
Aさん:私の夫は、仕事も家事も同じものと捉えていて、家事だから手を抜くというのはあり得ないみたいで。私が「今日は仕事で疲れたからご飯作りたくないなぁ」なんて言うと「そんなの仕事しているのも、自分で決めてやってる事でしょ?」って逆に返されてしまう。
一同:え~厳しい!!
Aさん:私も負けず嫌いだから、何でもできる夫に負けたくないし、夫との戦いかも(笑)
Dさん:私の夫は自営業の両親に育てられて、私は共働きの両親に育てられた。そうした成育歴は結婚後もすごく大きく影響してくると思う。結婚する時に「子どもが生まれたら仕事を続けるか」とかそういう事を夫と話し合った。それで、たまたま家の夫は無理なく手伝ってくれる人だったからよかったけれど…
司 会:そう、成育歴って大きいと思う!私の夫は、父と専業主婦の母と姉二人という家庭で育って、母親が家庭の事は全てやっていたから、自分が家事・育児を手伝うなんて概念がなかった!だけど、私が仕事の他にも地域の役とか負うものばかり増えてしまって…これじゃあ、自分がつぶれる!と少しずつ夫にもやらせて(笑)夫に「女性は結婚したら家の事をする人種と思っていたけど、そうではなかったんだ?」って言われたくらい(笑) 今、話を聞いていて、私はDさんみたいに夫に相談したり話し合ったりする事なく何でも自分一人で決めていたなぁ…って。
Dさん:「働くお母さん」は、ある意味で自立しているからかも。
司 会:子育ては夫婦の問題なのに、子どもをこう育てようとかそういう話し合いをした事がなかった。私も協働するスタイルじゃなかったかも知れない…と今振り返ってみてちょっと、反省・・・。
Bさん:確かに、育ってきた成育歴ってあるし、主人だけも責められないかも。私は、夫の実家へに嫁いだ「他人」で、その中で何が自分を支えているかと言うと「私はこの子の親なんだぞ」というプライド。だから「夫婦・家族」でと言う事にこだわっていた。もし子どもをを預けるのが自分の実母だったら、子どもをとられちゃうとかジレンマはなかったし、夫と同じように「お婆ちゃんに育ててもらえばいいじゃ~ん!」て言ってたと思う。
Cさん:まずは、夫婦で話し合いをしてから、お爺ちゃん・お婆ちゃんと話し合いをする事が大切なのかも。
Bさん:そうかも…今日話して思ったのは、夫婦で話し合いをするというのも、子どもの親として、子どもにしてやれる大切な仕事なんだという事。できれば、昼間に。夜話しても、いい話はでてこないから(笑)。休みの日の明るい時間の方が、お互いにゆとりを持って話せるんじゃないかな。
司 会:やっぱり、子育ての主体は「夫婦」。夫婦が主体的に子育てをするためにも、夫婦間の話合いをする事、話し合いができる環境づくりって大切かも。本当に、今更ながら、もっと夫婦でじっくり話し合えていたら…と思う。たまには2人でカフェに行ったり…っていうのもいいよね。
Bさん:まずは、簡単な「土日をどう過ごす~?」って所から夫と話をして、その中で、夫の気持ちが見えてきたりするって事もあるし。仕事に戻るまでまだ2年あるけど、しっかりと夫と話し合ってから働きたいな。
一 同:うんうん、そうだね~!話し合いって大切だね。
以上で、座談会は終了しました。
子育てしながら、お仕事も頑張っているキャリアママさん達・・・ともすると「夫婦間でじっくり話し合う」ということが、あわただしい毎日の中に忙殺されてしまっているのかもしれません。しかしながら、忙しい共働き家庭こそ、「どんな家庭を作っていくのか」夫婦間でじっくりと話し合う事が必要なのでしょう、と言う事を改めて気付かせてもらった気がします。 参加者の皆さん、和気あいあいとした雰囲気の中、とても楽しい座談会をありがとうございました。
今回の参加者の方々で「夫婦で話し合ったよ~!夫はこんな風に言っていたよ~」と言う後日談などがあれば、また聞きたいなぁと思う次第でした(笑)。お疲れさまでした。