行ってきました、スキー
我が家の子達は人生初のスキーです。
一番下は四歳。
まあどうなるか分からないけど、いざ出発
目的地は長野の蓼科です
暗いうちにこっちを出て、朝早くスキー場に着いたので、まだあまり車が走っていない山道は白くて怖かったです
さて着いて、板は持っていなかったのでレンタルします。
が! ここで私はちょっとした衝撃を……。
それは旦那が上の子供二人分と、旦那自身の板しかレンタルしなかったことです。
「え? 私の分は?」
末っ子はまあ無いとしても、私の分はどうするのさ。
「え? お母さん、滑るのかい? じゃあ○○(末っ子)はどうするんだい」
「……」
真顔で言われて、返す言葉がありませんでした。
そんなわけで、末っ子のために持っていったソリを手に、私と末っ子はキッズスペースへ。
上の二人を少しの間指導して軽く滑れるようになり、「楽しい」と笑顔が出始めたのを確認して、私は完全に末っ子に集中し始めました。
少しして旦那が「二人を上に連れて行きます」と言ってきました。
あまり考えることもなく「そうですか」と送り出す。
末っ子と散々滑って雪だるまを作ってどれくらい時間が経ったのか、上の子供二人が姿を現しました。旦那はいません。
時計を見ると、ちょうどお昼ぐらいでした。
「上はどうだった?」
聞きながら二人の顔を見てみると、明らかにテンションがおかしいです。
ものすごくどんよりとしています
「スピードが速すぎて怖かった」
二人が口を揃えて言います。
「何で? 蛇行しながら滑るとそんなにスピードが出ないんだよ?」
「そんなの、お父さんは教えてくれんかった」
それはそれは恨みがましい声でした
(あのヤロウ、自分だけ楽しみやがったな)
更に詳しく聞いてみれば、長女はスピードが出るたびにわざと転ぶという基本を守り、たくさんの見知らぬ大人たちに助けられて下まで下りてきたそうです。
長男は、ものの数分で心を折り、板を外して担いで足で下りてきたそうです。
一体旦那はどこで何をしていたんでしょう?
仕方なく旦那は抜きで昼食を取り、スキーは散々だと思っている様子の子供達の調子を見ながら日常会話でテンションを戻し、キッズスペースで一緒に滑ろうかと誘いました。
あまり気乗りしない、といった感じでしたが、二人がとりあえずイエスと言ったので、今度は四人でキッズスペースへ。
末っ子とソリをしながら、上の二人に曲がり方を指導。
急な斜面でもないので結構思い通りに滑れるようになり、ときおり末っ子とソリをしたりしながら、上の二人もそれなりにスキーを楽しんだようで良かったです。
が、きっと一番楽しんだのは旦那でしょう。
私だって三回くらいは上から滑りたかったよ。
結局四時ごろスキー場を後にするまで、ほっとんど旦那の姿を見ることはなく、子供はずっと私が見たのでした。
まあ私もそれなりに楽しんだし、子供の成長を見られたのでイイけどね
いよいよ年度末!
卒園、卒業、入園、入学、お別れと出会いの季節ですね。