アトリエのオリーブの木が折れてしまいました。
雪の重みに耐えられなかったのです。
昨夜様子を見たところ葉っぱの上にかなり積もっていたので雪を払っておいたのですがその後の積雪と雨で重量が増していたようです。
建築の構造力学の世界では「積雪荷重」というものがあります。
雪の重さを建物の設計の時に考えておきなさいということです。
温暖な土地柄の湘南でも30cmの積雪は計算しておくこととなっています。
雪の重さは見た目の軽やかさとちがい結構重いです。
1m2に1cm積もった雪は約2kgとなります。
例えば自動車の大きさが幅1.5m長さ4.5mとして30cmの雪が積もると、、、
1.5*4.5*30*2= 405kg の重さとなるんです!
見た目50cmはあったようですし湿り雪となるとひょっとすると1トンを超えるかもしれません。
折れたオリーブの枝を見て見ると60cm*90cmくらいの葉っぱの面積がありそうですので30cmの積雪だとして
0.6*0.9*30*2=32.4kgとなります。
枝の折れたところから葉っぱの場所までの長さが約70cmでしたので
例えば、傘の先に小学4年生の子供をぶら下げて必死にこらえる感になっていたようです。
するとこんな感じになるんです。
大分頑張ってくれたのでしょうがかわいそうなことをしました。