
あるプロジェクトでプレカットの限界を感じました。
人の手で加工するとすればそれほど大きな問題ではないと思うのですが
プレカット工場(木造の骨組を機械で加工する工場)の
コンピュータではまだまだ出来ないことも多いのです。
床が傾いたような構造の大きな庇の骨組をプレカットしてもらおうと思いました
が、プレカット工場のコンピュータプログラムの想定外の状態のようで
エラーが出てしまうとのことでした。(簡単な加工なんですけど、、、)
コンピュータはエラーが出てしまっては動いてくれません。
人の手であれば工夫も効くのですが何ともしがたいようです。
現在の木造住宅建設ではプレカット無しでは考えられなくなってしまっていますが
やはり人の手による建築の可能性とすばらしさを感じました。
もちろんこのプロジェクトでは両方のよいところを取り入れています。
人の手で加工するとすればそれほど大きな問題ではないと思うのですが
プレカット工場(木造の骨組を機械で加工する工場)の
コンピュータではまだまだ出来ないことも多いのです。
床が傾いたような構造の大きな庇の骨組をプレカットしてもらおうと思いました
が、プレカット工場のコンピュータプログラムの想定外の状態のようで
エラーが出てしまうとのことでした。(簡単な加工なんですけど、、、)
コンピュータはエラーが出てしまっては動いてくれません。
人の手であれば工夫も効くのですが何ともしがたいようです。
現在の木造住宅建設ではプレカット無しでは考えられなくなってしまっていますが
やはり人の手による建築の可能性とすばらしさを感じました。
もちろんこのプロジェクトでは両方のよいところを取り入れています。
一緒にチェックに行った構造家が、最近の工務店はプレカット屋に丸投げなので、あんまり現場が考えなく進むのに危惧してました。
ちょっと古き良き時代の木造の現場です。
手刻みにこだわるわけにはいかないのでしょうが
やはり手刻みの現場ってなんともいい感じがしますよね。
やはり棟梁の頭の中に全てがインプットされていてそれの基づき造られ
地に足が付いているという感じでしょうか。
まあプレカットはプレカットでしっかりと寸法関係がCADで把握できる良さもありますけど、、、
若い職人さんが手で刻めなくなってしまうのも心配です。(手刻みの心も無くしてしまうのではないかと)
私は設計段階で3Dで軸組を組立て問題のありそうな部分と肝心な部分を把握するようにしています。