お松のルーテル日記

キリスト教会(プロテスタント)での学びや聖歌隊での活動、
趣味の小説執筆や読書、サイクリングなどに関する日記

聖歌、初めての失敗

2012年12月10日 | 聖歌
風邪でダウン。
先週なかばから喉がイガラっぽかったり頭が重かったりはしてました。
しかし・・・。
体を使う仕事になってからというもの気力のみでやってきた僕です。
「自分は病気・・」
と安易に認め、それに甘んじてしまうことは極力避けてなければやってこれませんでした。

精神論には限度があるし、それを嫌う人も多いでしょう。
しかしながら、僕の実感としては些細な病気は気力で治ります。
人には薦められない考え方ですが・・・。

普段からこういう考えですので多少体調が悪くとも「これしきのこと・・大丈夫だ!」の精神でやってきました。
持病のアトピーや喘息以外ではなかなか病院には行かないのです。

でもやはり40才を超えたあたりからだんだん無理が効かなくなってきました。
気力が墜ちることはないのですが、実際問題として躰がついてこない。
精神力で目の前の仕事はこなせるのですが、後から「逆襲」がやってくるようになりました・・・。

くやしい、くやしい。

病気め! 病気め! 負けてたまるか!

・・・・・・でも今回は負けてしまった・・・・!!

くやしい! くやしい!! くやしい!!!

一昨日の土曜日は前から予定されていた老人ホームでの聖歌披露でした。
それなのに僕ときたら当日の体調は最悪で、他ならぬ声が出ないという・・・。
披露した6曲全て個人的には最悪の出来で、もう泣きたくなりました。

聴いてくれたホームの皆さんにも申し訳ないのですが、他ならぬ聖歌隊リーダーのT女史には顔向けできない思いです。
彼女はこの日のために練習を指揮してきたし、ホーム側との打ち合わせも全てTさんがこなしてきたのですから・・・。

自意識過剰かもしれません。
でもね、本当、喉のコンディションを異常に気にするヴォーカリスト達の気持ちがちょっとだけ判ったような気がします。
一旦喉がつぶれちゃうと気力ではもうどうにもなりません、特に高音が・・・・!!

今となってはこの失敗を教訓として今後に生かす、これしかありません。
この12月は今後も聖歌披露の機会が多いので、それら全て、きっとベストの状態で唄えるようにしようと心に決めています!

しっかし、なんとまぁ、「声が出ない・・」というのであれほど動揺したのは初めてでした。
今から思い出しても赤面してしまうほどうろたえてしまった・・・。
「声が出ない~、唄えない~、どうしようどうしよう??!!」ってね・・・。
残念無念。

しかし今は静養するのみ。
うう・・・くやしいよ! 泣きたい!!
アーメン