Tシャツとサンダルの候

外反母趾とは思いもよらなかった。

くるぶしが痛い。

腫れて、くるぶしの周囲に水が溜まっている。

ただ、痛いと言っても、通常の歩行は全く問題ない。

40kmウォークの時も、平気だったぐらいだ。

問題は胡坐をかいて座る時に、くるぶしと椅子や床が接触する時だ。

昨日。

 

イテテテ

 

あー、鬱陶しい。

病院に行ってくる。

 

話は前後する。

2年程前、以前から痛めている左の親指を診て貰おうと、自宅から一番近い整形外科に行った時、

 

「骨に異常はありませんね。湿布を・・・」(年若い院長)

「骨に異常が無いくらい、小学生でも解る。痛みを取ってくれって言っとるたい。湿布やらいらん!」(私)

軽い湿布アレルギーがあるのは、問診票に書いている。

 

「そんなら、私にできる事は無いですな(怒)」

「言いやがったな。上等だ。帰る!!」

 

てなやり取りがあった。

流石に、その病院には、どの面を下げても、行きにくい。

病院、変えよっと。

 

自宅から次に近い病院を選んだ。

右くるぶしと、問題の左親指もついでに診察してもらう。

 

「レントゲンでは左の親指の関節に、炎症が見られますね。ここ、白くなっているでしょう。」

「ほほう。」

「恐らく外反母趾の一種でしょう。ただ、前の病院で言われた様に・・・」

 

治療法としては、湿布ぐらいしかなく、歩くのを控えるのが一番であるとの事。

関節に炎症があるとの診断も、外反母趾との見立ても、あの若造の院長には無かったものだ。

そうなれば、同じ治療法になったとしても、納得するってもんだ。

何が骨に異常はないだ。ちゃんと異常があるじゃないか!

 

「くるぶしはどうしますか?水を抜いてもいいですが、直ぐに元に戻ると思いますよ。」

「いや、ズイッと抜いちゃって下さい。」

 

ブス

注射針を刺され、ズイっと水を抜いて貰った。

 

「はい、終わりました。湿布出しときましょうか?決定打と言う訳にはいかないですが。(笑)」

『気休めだけど』と言うニュアンスが、かえって好ましい。

 

医者の説明力次第で、治療の満足度がこうも違う物だと、改めて認識した日であった。

 

湿布を張った。

多分、一日で止めるだろうけど。

 

 

ついでに言うと、

その日のうちに、くるぶしはパンパンに晴れて、元の状態になった。

あの医者の予言は、見事に成就した。

 

 

何しに行ったんだか。

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