「んじゃ。」(家内)
何やら無料のバスツアーに当選していたらしく、家内は朝からとっとと出て行った。
ふむ。
じゃあ、昼飯の用意とかは、
・・・・してる訳ないか。
よし解った。
暇人の名に懸けて、あれを作ってみるか。
昆布と、
山川の道の駅で買ってきた花かつおで出汁をとる。
これ、そこらのスーパーで売ってるものとは別物と言っていい程、いい出汁が取れるのだ。
実はこの前、吉井の長尾製麺の、日曜日だけ出現するうどん屋で、家内が食べたぶっかけうどんが、気になって仕方なかったのだ。
あの時は酢醤油でぶっかけを食するというものだった。
その事も確かに衝撃的だったが、トッピングとして載せる昆布の佃煮が、実にいい仕事をしていたのだ。
出汁から作ったのは、佃煮を作りたかったのだ。
これこそ、本末転倒の極みであるが、聞く耳は持たぬ。
なので、今日のぶっかけは酢醤油では頂かない。
普通の濃いめの出汁で頂くぶっかけという事になる。
佃煮を似ている間に、麺を湯掻く。
家内に言わせると、同封のレシピ通りに、湯掻かなければいけないらしい。
10分程茹でて、3~5分そのまま蒸らす。
佃煮も出来上がったぜい。
麺が艶々している。
出汁の香りも申し分ない。
何か、大成功の予感。
んじゃ、佃煮うどんの出来栄えは・・・
ズズズー
もぐ、もぐ。
これ、
自分で言うのは、おこがましいが、
激旨!!
佃煮、チョーうめえ!
うどん、完璧!
なるほど、レシピ通りに作れば、こうなるか。
二人前ぐらい作ればよかった。