エグエグ・・・
ビエーーン!!
。・゚・(ノД`)・゚・。
あ、いや、失礼。
グシュン
冒頭から、お見苦しいところを見せてしまったようだ。
気を取り直して始める。
5月24日
私達は、黒髪山乳待坊登山口にやって来た。
こんな所や、
こんな所を歩き、
登山道から脇に逸れ、屹立する巨岩、雌岩と対面する絶壁へ。
二人して絶壁突端に腹ばいになり、対面の雌岩の断崖に咲くあるものを、目を凝らして探さねばならない。
この時期、この山でのルーティンなのだ。
あった!
盗採により絶滅の危機に瀕している、この山固有の蘭である。
下っ腹がムズムズするスリルを十二分に味わったら、
改めて登山道に戻り、山頂を目指す。
山頂直下に連続する鎖と梯子を登り、
到着である。
黒髪神社上宮
カネコシダ
これも、この山の固有種である。
調べたら、あの牧野富太郎博士が、第一発見者の名を取り命名したんだとか。
マメヅタラン
それを撮るオバサン。
江島家固有種である。
そして
そして
そし、、、、
ビエーーーン!!
いかん。
またしても、感情を抑えきれなくなった。
その訳は、
山登りの目的そのものと言っていい、この蘭の画像を↓
一枚を残し、全て誤って消去してしまったのだ。
「ウアッチャー!!しもたあーー!!」(私)
「どうした!何があった。」(家内)
あんな遠くの絶壁なんかじゃない。
ほんの間近で撮った、数株、20数枚が、この世から消えてしまった。
エグエグエグ 。゚(゚ノA`゚)゚。
「泣くな!私のスマホの画像を送ってやるけん。ホレ」
このパターン、前にもあった気がするが・・・
シクシクシク