午前中、幾つかの所用あり。
家内と車で出かける。
最後の要件も済み、自宅まで帰ろうとハンドルを握っていた時に、ラーメン屋さんの前を通りかかった。
丁度店主が表に出て来て、看板や幟を出したりと、開店準備の最中だった。
目が合った。
『どうぞ。今からでもOKですよ。』
店主の表情から伝わる心の声。
「ラーメン食いとうなったな。ちょっと早かばってん、ここで食ってくか。」
まんまと、店主の計略に引っ掛かる私である。
「ラーメンおまちどおさま。」
私的には、久留米ラーメンには、チャーシューや玉子に味付けは御法度である。
濃厚な味わいの奥にある、豚骨独特の繊細な風味を壊してしまうからだ。
とは言えこのチャーシュー、
豚骨の風味を壊さない様、控えめな味付けである事は好感が持てる。
基本通りの美味しい豚骨スープに免じて、例外としたい。
ズルズルズルルーーー
うんめえ!
同じ理由で、餃子などもラーメンを完全に食べ終わってからしか口にはしない。
では、餃子ステージに移ろうか。
パクリ
あー美味しかった。
店主よ。
目を合わせてくれて有難う。