今日も今日とて、いつもの山へ。
ギンリョウソウのポイントを過ぎ、
イノシシ谷を過ぎて、
あ、このイノシシ谷と言うのは、私だけの呼称である。
昔、ここでイノシシの親子と鉢合わせして、肝を潰したことがあるからだ。
イノシシ谷を過ぎて、ひたすら登ると、
山頂だ。
エビネも元気である。
山頂からは縦走路行く。
楽しみにしているポイントは、幾つかのピークを越えた所にある。
そう、例の花が咲く場所だ。
ところが・・・
前回訪れた際、
咲いていたのは5株、同種と思しき幼株まで含めると、7株を確認している。
それが・・・
明らかに、3株が盗採されている。
一時は、木材搬出のために自生地が削られ、消滅も覚悟していただけに、
元気な姿を見た時の嬉しさは、ひとしおだった。
なのに、こんな結果が待っていようとは・・・
ショックと言う言葉以外見当たらない。
盗人に告ぐ。
この花は、ここの土の中にいる菌でしか育たない。
持ち帰っても、100%枯らすだけだ。
何を考えてるのだ。
この、、、、、大バカモノ!!
掘られた跡を見ると、はらわたが煮えくり返る。
暫く、あの山に登るのは止める。