暇人夫婦の私達。
男池園地にやって来た。
園地入口手前で、バードウオッチャーらしき男性とすれ違う。
「何かいました?」
「オオアカゲラがおったですね。コンコンち音がする筈です。」
教えられた場所に行き、二人してアホ面をしながら、梢を見上げていると、
「あ、ほら。木ばつつく音。」
「ほんなごと。」
「あ、あそこにいるよ。あー、飛んでったー!」
探鳥の道は遠い。
場所を変えて、探してみることにした。
巨岩を抱く根っ子。
鹿にやられたのか、皮が無惨にも剥がされ、まことに寒々しい。
男池湧水
その時、
またしても「コココン」と、木をつつく音。
「ほら、あそこ!」
「どこ?」
「あ、あれか。よっしゃ!」
パシャパシャパシャ
我々など完全無視。
木の皮を剥ぐのに余念がない。
少々近寄っても、気にするそぶりもない。
ワーイ\(^O^)/
初めて撮れたぜ。
「私が見つけてやったとやけんね。」
「お、おう。」
こちらは別の個体。
どっちも♀かな?
「これも私が・・・」
「う、うるさい!」
ヤツは、鼻高々に威張り散らす。
ヤマガラ
シジュウカラ
場所を移動。
こんな沢にやって来た。
河原にシートを敷き、取り敢えず昼飯である。
お昼を食べ終えたら、遊歩道を歩いて目的の場所へ。
サバノオ
清滝
九重連山を源とする清流が、40m程の落差を、霧状になって流れ落ちていく。
にしても、この扇状に広がる断崖はどうだ。
大迫力である。
籾山八幡社へ移動。
まずは、神社の駐車場に車を止め、とある場所へ。
咲いてる、咲いてる。
アズマイチゲである。
花言葉は『静かな瞳』らしい。
日当たりのいい斜面に、白き瞳が揺れていた。
去年訪れた際は、花弁を閉じているのが多かったが、
今年は、その瞳を静かに見開き、私達を迎えてくれた。
今年は、その瞳を静かに見開き、私達を迎えてくれた。
ショウジョウバカマ
「んじゃ、神社に行こうか。」(家内)
「待て。そん前に、あれば買わんと。」(私)
続く