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Tシャツとサンダルの候

勘違いの花見と揚げ豆腐丼


南阿蘇にいる。



警戒レベルが、再び3に引き上げられた阿蘇中岳。

盛んに噴煙を上げている。



入山規制は当分続きそうだ。


さて、

毎年楽しみにしている、南阿蘇アスペクタの川津桜。

今年もまた、見頃を知らせる記事をネットで見かけた、





つもりだった。



「咲いとらんじゃん」(家内)

「あれ?」(私)

「オッチャン、それって去年の記事やないと?」

「・・・・・・」


不揃いの靴の一件といい、ここ最近の私ときたら・・・



その上ご丁寧にも、博多の義兄まで誘ってしまった。


お義兄様。

ご、ごめんよ。



「見頃?さあ、来週か再来週じゃろ」(アスペクタ係員)

「・・・左様で」(私)


「ば、場所ば移動しようか。アハ、アハ、アハハ」(私)

「・・・・・・・」(義兄&家内)




ブイーーーーン




そんなこんなで(←終わりかよ!)、

豆腐料理の四季見茶屋である。



根子岳が見渡せる特等席へ。




「揚げ豆腐丼でーす。」


来た来た。

美味しそう!



親子丼での鶏肉の地位に、揚げ豆腐が座っている訳ね。




先ずは豆腐から。


パク


なるほど。


使われている豆腐は、そんじょそこらの豆腐ではない。

ここ高森の郷土料理田楽に使われる押し豆腐である。

歯応え十分の堅い豆腐なのだ。

甘めの出汁が衣に絡まり、美味いのなんのって。


ご飯の方はと言うと、つゆだく過ぎて、ほぼ茶漬け状態。

丼を持ち上げ、出汁と一緒に掻き込むのが一番美味い。



ズルズルズル、ズズズーー



揚げ豆腐丼、大正解!





続く。


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