Tシャツとサンダルの候

続・久留米文化街をとことんさすらう。

シリーズ化の声も聞こえる(どこに!!)久留米文化街ツアー編。

しかも今回は、若い女性二人も加わりパワーアップしたものとなった。

 

若い女性二人とは、実はこのブログに何度も登場している、大分の知人の娘たちの事だ。

彼女たちは姉妹で久留米にアパートを借り、それぞれ上の子は会社勤め、下の子は福岡の大学まで通っている。

春休みで大分に帰省していた下の娘を、親父が久留米まで送ったついでに、自分の娘達を伴っての文化街ツアーの誘いがあったと言う訳である。

 

但し、私達の文化街ツアーとは、勿論むさいオッサンコースしかない。

それでいいのだろうか、と言う心配もあったが、

 

「全然平気」(姉妹)

 

なのだそうだ。

ならば遠慮はしない。最初の店は当然ここなのだ。

暖簾をくぐると、6時少し過ぎと言うのに、カウンターしかない1階は満席。

2階の座敷に案内される。

この娘たちは、こーんなに小さかった頃から・・・って文章で書いても解んないか。

とにかく、

上の子は小学校低学年、下の子なんか赤ん坊と言っていい年頃から、一緒にキャンプをしていた中なのだ。

言ってみれば、親戚のおじさんぐらいの気分は持っている。

そんなガキンチョ達が、私たちと一緒に酒を付き合ってくれるようになった。

まずはお通しがわりに『ビッシュ』

毎度のことながら、

 

絶品!!

 

という他はない。

『ダルム』

 

大腸の事である。この何とも言えない臭さみが癖になるのだ。

但し、ここのダルムは他店と違い馬のモツを使っている。

さらに他店との違いを言うと、下処理を入念に施し、脂っぽさがない。

って、こんなオッサンの好物でいいのかよ。

その心配は杞憂のようだ。

この子なんか、ビッシュをお代わりするほど気に入ってくれたようだ。

ご機嫌なあまり、おしぼりで鶴を折っちゃったよ。

器用なもんだ。

さて、店を変えよう。

次の店は、お姉ちゃんの行きつけの店に行くことになった。

久留米では老舗のバーである。

こんなオシャレなところに行ってんの?

しかも1人で?

へえー

そんじゃ俺はジントニックを。

 

それは?

 

リンゴ酒のなんとかって聞いたような気がするが、すでにへべれけに酔っぱらっている。

思い出せるはずもない。

さらに店が変わる。

 

今度は私の行きつけのスナックである。

 

 

あ!

やだねー。

 

マイクなんか持って歌ってるよ。

しかも、私が居るのはカウンターの中じゃないか。

まったく、お前は・・・

 

 

 

マスターか!!

 

 

それになんだ、ウルトラゾーンって。

 

 

 

 

・・・皆目、思い出せない。

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