鷹取山に登る。
いつもの駐車場に車を置く。
雲行きが怪しい。
今まで2回この山に登ったが、2回とも途中から雪が降ってくるという天気だった。
まさか、今回も?
遊歩道コースを行く。
比較的登りやすい道は、最初のうちだけである。
雨水が穿ったであろう深い溝、
木の根の階段、
ガレ場の坂道が続く。
えぐ水コースとの合流点には、黒板の伝言板がある。
設置されている温度計を見ると、ここ中間点辺りで-2度であった。
車道を渡る頃から、ついに雪が降ってきた。
とは言え、
おそらく、すれ違う人が見たなら、私は湯気を立てて登っていたであろう。
かような環境下でも、汗だくである。
上着を脱ぎ捨てて、Tシャツ姿になった。
頂上到着。
自撮りへの苦情は受け付けぬ。
まさかのTシャツ男登場に、山頂に先着していたオジサンは気味が悪かったらしい。
私の姿を見るや否や、そそくさと下山した。
おじさん。
私のこの姿には何の意図もない事をここで言っておく。
山頂は時折強風が吹いてくる。
無論、すぐに上着を着たのは言うまでもない。
帰りはえぐ水コースだ。
何度も書くのはなんだから、省く。
筈だったが、
・・・道に迷った。
いつのまにやら、先に道がなくなっているのだ。
ままよ!と進むのが私の悪いところで、結局諦め、藪漕ぎしながら引き返す。
難渋した。
えぐ水コースはこれで2回目の道迷いである。
まったく、トホホである。