先日の雁俣山と同じく、この時期限定で訪れる山が幾つかある。
二上山もその一つだ。
「見頃のようやな。明日、天気良さそうだし。行くか。」(私)
「行く。」(家内)
今回、いつもの五ヶ瀬からのルートは通行止めの由。
高千穂から初めてアクセスした。
登山口からしばらく木段を登ると、やがてなだらかな尾根道に変わる。
尾根の両脇を飾るのは、
勿論、アケボノツツジだ。
まさに満開。
タイミング、ドンピシャリである。
少し温かみのある独特のピンク色。
青空によく映える。
雄岳をバックに。
こちらは阿蘇山がバックだ。
今が盛りと花を咲かせるアケボノツツジ。
いちいち立ち止まっては、
「こりゃ綺麗か!」
と、溜息まじりに呟き、
数歩進んでは、また同じセリフを吐く。
場合によっては笹を分け入り、斜面を下りて株の根元まで。
囀りが聞こえたら、今度は梢を見上げて鳥探し。
中々先に進めない。
少し青みがかったこのピンクはミツバツツジ。
今回は数株しか残っていなかった。
雌岳頂上から。
お茶を一服したら、折り返しだ。
ギンリョウソウ
今期初だ。
続く