5月12日
石垣島をレンタカーで廻る。
先ずは石垣鍾乳洞から。
↓これは何に見える?
そう。
トトロ鍾乳石と言うのだそうだ。
移動
この旅行にパックされている、電子クーポンなるものを、家内は頻繁に利用している。
登録された施設なら、スマホを受付でかざせば、入場料や飲み物等が無料となる。
合計すればこれまで、1万円近く浮いたのではなかろうか?
石垣やいま村。
八重山の伝統的古民家が、ここに移築されている。
晴れ渡る空。
この日の石垣島は、早くも真夏と言ってもいい気温となった。
そんな屋外の暑さと比べ、屋内は風が通り実に涼しい。
誠に合理的な造りと言うべきである。
羽を折ったカンムリワシが保護されていた。
西表島でもそうだったが、カンムリワシなど、希少種の事故が多いのだそうだ。
マングローブ遊歩道。
落ちているのは、マングローブの一種オヒルギの花。
潮溜まりには、ハゼや蟹が沢山。
これはオキナワハクセンシオマネキ。
移動
サトウキビ畑が広がる道路を運転中、
「うあっと!」
キキキーーーーー!!
シロハラクイナが、目の前をのんびりと横断していらっしゃる。
「あ、あぶないですよ、シロハラクイナさん。」
こうとなれば、横断が済むまで停車して待つしか無い。
その間、フロントウインドウ越しにパシャリ。
こりゃ、希少種の事故が多い筈だ。
川平湾にやってきた。
森のトンネルを抜けると、
真っ青な空と、コバルトブルーの海が広がっていた。
川平湾の売店で、遅い昼食を食べていると、
「あそことあそこ、使えたのにぃ!!」
クーポンが使えるのに、うっかり入場料を払ってしまった箇所が2ヶ所あったと言う。
ヤツはどうにもそれが、悔しくてしょうがないらしく、
「ここはフルーツジュースなら使える。飲め!」
「お、おう。」
無理矢理とも思える注文をする始末。
グビグビ、ゴクゴク
夜は、港近くの裏通りにある居酒屋に飛び込んだ。
先ずは石垣島の地ビールから。
店内を眺めていると、日本百名山と二百名山の登頂日が記された幟が張られている。
これは何かと訊ねると、これまで夫婦で登ってきた記録であり、
その事が縁で、
「田中陽希さんも、何度かこの店に来られました。」(女将さん)
「へー、そうなんですか。時に、あれはどういう事でしょう?」(私)
厨房の壁に貼られたお品書きを指差し、
「ブラジャー?」(私)
「よくぞ聞いて下さいました。」(女将さん)
謎のメニュー、ブラジャーとは・・・
「ブランディのジンジャーエール割りの事よ。私が考えたの。ハハハハ!」
・・・・聞かなきゃよかった。
モズク
ゴーヤシャキシャキ
黄色のゴーヤを薄切りにして、水でさらしただけだが、これが実に旨い。
仕上げは泡盛。
ひと組いた別の客が帰ると、大将もビール片手にやって来て山談義。
石垣の夜は更けていく。
明日は宮古へ渡る。