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Tシャツとサンダルの候

田中六十五のある風景


土曜日は、博多駅近くの居酒屋で、家内の兄姉夫婦と、年に一度の兄弟会だった。

たらふく酒を飲み、アホな話で笑いさんざめく。

この集まりが、いつまでも続く事を願うばかりである。


博多駅に行ったなら、もう一つの目的がある。


【田中六十五】


特定の酒屋さんでしか手に入れる事が出来ない特別なブランドだ。

その酒屋さんが博多駅構内にある。

酒瓶3本を入れたリュックを背負い、電車を乗り継ぐ様は、

さながら、戦後の食糧難の時代の買い出し風景である。

執念というしかない。


当然、翌日の晩酌は、



こうなる。

ここで特筆すべきは、ただの田中六十五ではないのだ。



輝く⦅なま⦆の文字。

そう。

この時期でしか味わえない、新酒の無濾過生酒である。



とっておきの酒は、とっておきのグラスに注ぐ。




肴はホッキ貝。

この酒にピッタリだ。


では、


グビ



クーーーッ



伝統のハネ木絞りで絞り出された出来たてホヤホヤ。

フレッシュな味わいがたまらん。



重いリュックを背負って、遙々博多から持ち帰った甲斐があったぜ。

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